国際貢献大にJFC受け入れ要請
国際移住機関が最適と判断
日本人の子に生まれながら来日を果たせずにいる「新日系フィリピン人(JFC)」の支援体制整備へ、
国際移住機関(IOM)は23日、新見市哲多町田淵の公設国際貢献大学校に、
受け入れ先第1号として協力を要請した。
JFCは、日本人男性と1980年代、興行ビザで来日したフィリピン人女性の間に生まれた子が多く、
数千―数十万人いるとみられる。日本国籍がないなどで来日できなかったが昨年末、日本人の父が
認知すれば未婚の外国人女性が産んだ子が日本国籍を取得できる改正国籍法が成立したことで、
IOMが帰国・定住への支援ネットワーク構築を検討している。
同校とは昨年、ミャンマーのサイクロン被災地支援などで連携があり、地域活動と国際貢献を
両立しているため最適と判断した。
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2009/01/23/2009012321522454003.html