【研究】ナガイモに抗インフルエンザ効果…弘前大など

このエントリーをはてなブックマークに追加

青森県と弘前大は24日、ナガイモに含まれるタンパク質にインフルエンザウイルスの感染を抑制する働きがある、
という研究成果を発表した。人体への効果はまだ確認していないが、特性を生かした加工法も開発、10月に特許を出願した。

研究は県環境保健センター、県工業総合研究センター、弘前大が合同で進めた。ウイルス抑制の働きがあるのは、
ナガイモに含まれるタンパク質「ディオスコリン」。ナガイモの抽出液で動物細胞への感染を調べた結果、
Aソ連型、A香港型、B型のいずれにも感染しなかった。

感染抑制機能は室温25度で半年ほど保たれるが、
煮沸すると失われる。このため、加工の際はすり下ろした
ナガイモの上ずみ液を凍結・乾燥させ、粉末にした。
1キロのナガイモから24グラムの粉末を精製できるという。

イモポテト、いやソースをどうぞ
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2008/20081224016jd.jpg
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081225t23021.htm