食用米からカビ毒=タイ産、農水省が販売−出荷はされず 2008年12月19日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081219-00000153-jij-soci 農水省は19日、同省が加工食品メーカーに食用として販売したタイ産米からカビ毒が検
出されたと発表した。カビ毒は発がん性の強い「アフラトキシンB1」で、食品衛生法上、
たとえ微量でも検出されてはいけない物質。汚染米に当たるため、本来は食用販売できな
いが、同省は事前検査で発見できなかった。食用販売されたコメからアフラトキシンが検
出されたのは初めて。
同省によると、カビ米は10月22日にメーカーに売却したタイ産破砕米24トンの一部から
見つかった。同日中にメーカーがコメを確認したところ、カビ米の塊180グラムを発見。
アフラトキシンB1が0.04ppm検出された。メーカーはカビを取り除いた上で全量を製品化
したが、出荷はしていない。