・覚せい剤を使ったセックスがこんなに快感なんて…。シャブ漬けセックスの虜になって深みに
ハマってしまったのが主婦の水口時恵さん(52=仮名)。水口さんは会社社長の夫を持ち、
何不自由なくこれまで暮らしてきた。夫との間には2人の娘。そんな水口さんの唯一の趣味は
パチンコだった。毎日のように駅前にあるパチンコ店で終日、パチンコ台と向かい合っている。
その店で磯村という男と知り合った。39歳。なかなかのイケメンだ。
チンジャラジャラ…。「今日はどうだった?」
昼食をとりながら話をすることもあって2人は次第に接近していった。飲みにいくこともあり、口の
うまい磯村に水口さんはメロメロになっていった。といっても、水口さんは主婦。外泊ができる
わけではないが、男女の関係になると、磯村はパチンコに負けたと言っては金を引っ張った。
「セックスの快感がより高まるから」
磯村がホテルで取り出したのは白い粉だった。アルミホイルの上に載せ、ライターの火であぶった。
煙を嗅ぎながら、「時恵さんもやらない」と誘った。恐る恐る水口さんも便乗。
心臓がバクバクいった。気持ちが一気に高ぶっていくのが分かる。服を脱ぐ手間さえ惜しんで
2人は互いの体をむさぼりあった。快感が頭を貫いた。水口さんがその白い粉を覚せい剤と
知ったのは後になってからだ。
「いけないわ。こんなことしていたら、お互い駄目になってしまう」
水口さんは言ったが、磯村から求められるとつい応じてしまった。覚せい剤を手に入れるために
必要な金を5万、10万円と貢いだ。気がついたら、それは軽く500万円を超えていた。
夫が彼女の様子がおかしいことに気づいたのは1年後のことである。家事をしている最中、突然、
天井にうじ虫が這っていると大声を出したのだ。
驚いた夫がさっそく精神科に連れて行ったが、原因は分からなかった。司直の手につかまったのは
それから数カ月後である。売人リストから磯村の存在が浮かび、愛人の水口さんにまで捜査の
手は及んだ。尿検査の結果、陽性。夫は激怒、離婚した。執行猶予はついたものの、有閑マダムの
満ち足りた生活を失った彼女は、6畳一間の文化住宅暮らしを余儀なくされている。(一部略)
http://news.livedoor.com/article/detail/3936509/