【社会】 "1万人が「死体水」飲む?" 「遺体がゲル状に溶け出す」「感染の危険性高かった」と識者ら…イオン系・マーム問題

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1☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
・三重県内にあるショッピングセンターの飲料・食用受水槽に、自殺男性の遺体が約1カ月間
 浮いていた一件をめぐる騒ぎが一向に収まらない。

 店内には76の飲食店があり、受水槽の水は遺体発見までの1カ月間、飲用や食用に使われていた。
 地元紙が報じたことで、急きょ29日に営業を停止したが、少なくとも約1万人が水を口に含んだと推定される。

 店には問い合わせが殺到したが、「検査の結果、基準に適合。ウイルスの問題もなかった」として営業再開。
 しかし、遺体が浮いていた1カ月間の言及はなく、管理体制への不信感も増幅。海外では「死体水」と報じられ
 店側もホームページ上の「お問い合わせ」項目を削除するなど、騒ぎは拡大し続けている。

 では、安全性はどうなのか。数々の水死体を扱ってきた元警視庁捜査一課長の田宮栄一氏は
 「長期間、水につかっていた遺体の腐敗は深刻。遺体の一部や糞尿、体液は確実に水に
 溶け出している」と推測する。「裸の水死体の場合、遺体がゲル状に溶け出すことも考えられるが
 今回は服を着用し、受水槽内の水も毎日循環している。じわじわ溶け出していったのではないか。
 直接的に人体に影響があるとは考えにくいが、精神的な被害は甚大」(田宮氏)

 一方「ウイルスやバクテリアは確実に水に溶け出すので、男性が大きな病気を持っていたら、
 間違いなく大事になっていた」と話すのは、人獣共通感染症の専門家、源宣之・岐阜大名誉教授。
 「受水槽は水温も10度程度に保たれていたはず。ウイルスやバクテリアが死滅する環境ではなく
 万が一、遺体から緑濃菌や大腸菌が溶け出していたら、老人や臓器移植者が日和見感染する
 危険も高かった。ただ、現在まで明確な健康被害が出ていないのなら、あくまで結果論だが
 人体には危険はなかったのだろう」
 とはいえ、「結果論」で周辺住民の不安を払拭することはできない。元厚生省公衆衛生局長の
 大谷藤郎氏は、「保健所が安全宣言したのなら、ひとまずは安全に間違いないだろう。しかし
 被害者がまだ納得していないのなら、検査プロセスや詳細な結果を公表、説明する必要がある」と
 嵐が過ぎるの待つような店と保健所の姿勢にクギを刺している。(一部略)
 http://www.zakzak.co.jp/top/200812/t2008121027_all.html