【医学】生きたがん細胞だけ発光　東大などが蛍光分子開発−早期診断・治療に期待[08/12/08]

□生きたがん細胞だけ発光　東大などが蛍光分子開発−早期診断・治療に期待[08/12/08]

　体内に注射すると、生きているがん細胞だけに取り込まれて蛍光を発する分子を開発したと、
東京大と米国立がん研究所（ＮＣＩ）、オリンパスの研究チームが８日、米医学誌ネイチャー・メディシン
電子版に発表した。現在、がん診断に使われる陽電子断層撮影装置（ＰＥＴ）や磁気共鳴画像診断装置
（ＭＲＩ）に比べ、微小ながん細胞の検出精度が高く、胃や肺、乳がんなどの早期診断・治療が進むと期待される。

　東大大学院薬学系研究科の浦野泰照准教授と小林久隆ＮＣＩ主任研究員らは、体内でがんが生じた際に
「抗体」が形成され、がん細胞に取り込まれた後、たんぱく質の分解・再生を担う小器官「リソソーム」に
運び込まれることに注目。リソソーム内は周囲と違って弱酸性であることから、抗体と結合し、弱酸性の場合だけ
蛍光を発する分子を開発した。がん患者では、内視鏡を使った検査や手術にこの蛍光分子を使える。
がん細胞が死ぬとリソソームが弱酸性でなくなり、光らなくなるため、治療効果も見えるという。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008120800086　（引用元配信記事）
http://www.jiji.com/　時事ドットコム　[08/12/08]　配信

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>>1
Nature Medicine
Published online: 7 December 2008 | doi:10.1038/nm.1854
http://www.nature.com/nm/journal/vaop/ncurrent/abs/nm.1854.html
Abstract
Selective molecular imaging of viable cancer cells with pH-activatable fluorescence probes
Yasuteru Urano1,2, Daisuke Asanuma1, Yukihiro Hama3,5, Yoshinori Koyama3,5, Tristan Barrett3,5,
Mako Kamiya1, Tetsuo Nagano1, Toshiaki Watanabe4, Akira Hasegawa4, Peter L Choyke3
& Hisataka Kobayashi3

Nature Medicine
http://www.nature.com/nm/index.html

科学技術振興機構報　第592号　生きたがん細胞だけを光らせる「スマート検査分子」の開発
http://www.jst.go.jp/pr/info/info592/index.html
独立行政法人　科学技術振興機構（ＪＳＴ）
http://www.jst.go.jp/
東京大学 大学院薬学系研究科・薬学部
http://www.f.u-tokyo.ac.jp/

※関連過去ニュース
がん細胞を光らせて観察　島根大、検診に応用期待 - 山陽新聞ニュース　[08/11/19]
http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2008/11/19/20081119010000261.html
酸化亜鉛の微粒子を取り込んで青く光るマウスの細胞（島根大提供）
http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2008/11/19/2008111901000176-b.jpg

全身が光る民族がいる予感

末期患者に投与してみたいな

WWII前のイギリス軍で、敵の飛行機に夜光塗料を浴びせ友軍
高射砲の目標にするアイディアが出たけど、塗料の代わりに
砲弾を当てれば撃墜できるじゃないかと突っ込まれ、ボツに
なったそうだ。

光るってなんなんだよ
蛍見たくなるってこと？

PETと違うの？

おしゃれだな

末期患者の多い病棟は明るくて夜眠れないんじゃないか。

おまいら不謹慎ｗ

重複だ！カス

これからのシーズンには末期患者の病棟はもってこいってことか。

ノーベル化学賞を受賞した
下村脩先生のおかげだな