★たばこで金銭不足の「スモーキングプア」増加
「1か月の小遣いで、たばこ代の占める割合が3割以上の喫煙者が約4割」
「最近の物価上昇で小遣いが減った喫煙男性が半数」など、たばこ代で
金銭不足に陥る「スモーキングプア」が増加していることが、製薬会社の
グラクソ・スミスクライン(東京都渋谷区)の調べで明らかになった。
調査は、全国の20-40歳代の男女900人(現在、喫煙習慣のある男性300人、
過去喫煙習慣があったが、半年以上喫煙していない男性300人、夫が喫煙者で
ある非喫煙者の主婦150人、非喫煙の未婚OL150人)を対象に実施した。
調査結果によると、「最近の物価上昇で、たばこを吸う本数が減った」と感じて
いる喫煙男性は全体の4分の1超に当たる26.7%に上った。また、「最近、家計の
ために禁煙を検討している」とした既婚の喫煙男性は52.0%、「最近の物価上昇で、
小遣いが減った」と答えた喫煙男性は51.6%で、共に過半数を占めた。
また、「1か月の小遣いで、たばこ代の占める割合」については、「3割以上」と
した人が喫煙者の37.3%に上り、「半分以上」も11.3%あった。
同社では、たばこ代で金銭不足に陥る「スモーキングプア」とも呼べる人たちが
増加していることを感じさせる、としている。
一方、「最近の物価上昇で家計が苦しくなった」と考えている主婦は86.0%に上り、
「今、あなたが夫に協力してほしい節約は」との質問では、「たばこをやめる」が
最多で76.7%に上った。
12月4日19時18分配信 医療介護CBニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081204-00000009-cbn-soci