遺族から意見聴取、義務付けへ=無期囚仮釈放、情報公開も−法務省
11月26日18時5分配信 時事通信
法務省は26日、無期懲役の判決を受けて服役している受刑者の仮釈放を決める際に、被害者や遺族から意見を聴くことを義務付ける方針を決めた。
仮釈放に当たり被害者重視の姿勢を打ち出すとともに、運用の透明性を高めることで国民の理解を得るのが狙い。関係省令を改正するなどして、早期の実施を目指す。
仮釈放は、刑務所からの許可申請を受けて、地方更生保護委員会が更生意欲や再犯の恐れの有無、社会感情などの基準に基づいて許可、不許可を決める。
現在も被害者側が希望した場合には意見を聴いているが、今後は必ず意見聴取して決定の際の参考にする。
また、無期懲役囚の仮釈放について、法務省は現在、許可された人数のみを統計として発表しているが、この点でも情報公開を進める。
具体的には、審理した受刑者の許可、不許可の別や罪名、審理した時点での在所期間などの情報を明らかにする方針。
TITLE:遺族から意見聴取、義務付けへ=無期囚仮釈放、情報公開も−法務省(時事通信) - yahoo!ニュース
URL:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081126-00000122-jij-pol (参考)◆無期受刑者増 1670人 仮釈放まで31年超〜東京新聞
http://montagekijyo.blogspot.com/2008/07/blog-post.html