【政治】 国籍法改正案、有志議員が慎重審議の申し入れ★2

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136名無しさん@九周年
■まとめ5:「日本の法体系で、親子関係には真実血縁関係が必要」というのは悪質なガセ■

日本の司法では、「親子関係には血縁関係は不要」という明確な最高裁判例があります
平成18年の最高裁判例ですから、先例性も強く、これに反する裁判例はおそらく出ません。

  平成18年07月07日 最高裁判所第二小法廷(平成17年(受)1708 親子関係不存在確認請求事件)
  ttp://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20060707163443.pdf
  ※真実自分の子でないと知って認知し、後になり、親子関係不存在の確認を求めた事案


実際のところ、血縁関係のない父子関係を法的に認めるか否かは平成18年まで激しく争われ、
この判決の高裁判決も、真実血縁関係の無い父と子の場合は、

   「身分法秩序の根幹を成す基本的親族関係の存否につい
   て関係者間に紛争がある場合に対世的効力を有する判決をもって画一的確定を図
   り,ひいてはこれにより身分関係を公証する戸籍の記載の正確性を確保する機能」

を重視して、父子関係を否定。しかし最高裁はこれをひっくり返して、父子関係を認めた。
なお、判決は権利濫用法理をとっているが、それは原々審がそのように認定したため。内田説
(日本の民法の標準教科書)は、意思主義により撤回は不可能、と端的にいうべきとしている。