田母神論文を一言で評するならば、空幕長といふ激職にありながら、これだけ多くの史料を読み、
それについての解釈をも練つて、四百字詰め換算で約18枚の論文にまとめ上げられた、
その勉強ぶりにはほとほと感嘆するより他のない労作である。
(中略)
その内容は、平成7年の大東亜戦争停戦50周年の節目を迎へた頃から急速に高まり、密度を濃くしてきた、
「日本は侵略戦争をした」との所謂東京裁判史観に対する反論・反証の諸家の研究成果をよく取り入れ、
是亦短いながら日本侵略国家説に真向からの反撃を呈する見事な一篇(いっぺん)となつてゐる。
(小堀桂一郎、東京大学名誉教授)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/193029/ 東京大学名誉教授のお墨付き出ました。