【愛知県不正経理】「パソコン用外付けDVDドライブ」→ゲームもできるPSXでした

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1しいたけ@おじいちゃんのコーヒーφ ★

総額3億1000万円の不正経理問題で、
愛知県が4日に発表した16万7000点に及ぶ
不正購入物品リストには、業務とは無縁のゲーム機や大量のお茶、
高額ないすが含まれており、市民の常識では理解できない公金流用の実態が明らかになった。
東三河農林水産事務所(豊橋市)は2004年度、発注品と異なる物品を納入させる
「書き換え」の手口でソニーのゲーム機「PSX」を6万2370円で購入した。

PSXは、家庭用ゲーム機のプレイステーション2とDVD録画機能を併せ持ったもので、
県は発表資料に「DVDプレーヤー」と記載。
記者会見でも「パソコン用の外付けDVDドライブ」と説明していた。
同事務所によると、ゲーム機は現在、林務課の所有だが「林務課員が不在のため
購入の経緯や現在の使途は分からない」という。
海部農水事務所(津島市)は調査対象の5年間で総額100万円を超えるお茶やコーヒー、
粉末クリームをファイルなどの架空発注で購入していた。
藤田修二次長は「職員(80人)が朝と昼にお茶を飲む習慣があり、
嗜好(しこう)品で量も多いので正規の予算では買えなかった」と説明。
06年度途中にこれらの不正購入を改めたという。
新城設楽(新城市)と知多(半田市)の両建設事務所は、
業者にプールした預け金で10万円超のいすを所長用に購入した。
新城設楽が05年度に不正購入したひじ掛け付き回転いすは、
布製で10万2000円。担当者は「特に高いものではない。
所長は地域のトップで、決して後ろ指を差されるものではない」。
知多は06年度分の預け金で、07年度に赴任した所長用に
11万5000円のいすを購入。担当者は
「20年間使った前のいすも10万円ぐらいだった」としながらも
正規の予算なら購入できたか、という取材での問いには「うーん」とうなった。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008110590071728.html