民主党の鳩山由紀夫幹事長は1日、千葉県印西市で街頭演説し、日本の過去の戦争を正当化する
論文を書いた田母神俊雄氏が航空幕僚長を更迭された問題について「早くトカゲのしっぽを切った方
がいいと思っているならとんでもない間違いだ。参院で深く掘り下げて、二度とこのような発言をする人が
政府の中にいなくなるよう戦っていく」と述べ、新テロ対策特別措置法改正案の審議で追及する考えを示した。
同氏の論文について、鳩山氏は「空自トップが戦争責任を無視するような発言をした。諸外国、
特にアジアの国々にどんな影響を与えるか心配だ。将来、日本がまた何をするか分からない
という恐れを与えているとすれば、政府全体の大きな責任だ」と批判した。(了)
(2008/11/01-15:54)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008110100274