★南アフリカで4人死亡の病原体、新型ウイルスと判明
・南アフリカ保健省は30日、ヨハネスブルク(Johannesburg)で4人が死亡した感染性の
ウイルス性出血熱の病原が、新型のアレナウイルスであることが特定されたと発表した。
南アフリカの国立感染症研究所(National Institute of Communicable Diseases、NICD)の
Barry Schoub氏は、米疾病対策センター(US Centers for Disease Control and Prevention、
CDC)が検査を行い、新型のウイルスを突き止めたと語った。
南アフリカ保健省によると、最初にウイルスの感染が確認されたのは、ザンビアから
ヨハネスブルクの病院に航空機で搬送された女性だった。女性は入院から2日後に死亡。
その後、この女性に同行していた医師と、女性と接触があった看護師および清掃員が
死亡した。
NICDのJanusz Paweska氏は、「現在、病院で監視下にある患者は、(抗ウイルス)治療に
対して良好な反応を示している」と語った。
Paweska氏は、ほかにも100人ほどが、この新型ウイルスに感染している可能性があるとして
監視下に置かれているが、危険な状態は脱しているようだと述べた。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2533905/3482284