【社会】農水省が「事故米」を食用として売却可能とも受け取れる通達していた問題 「書き間違いという単純なミス」と弁明
1 :
お元気で!φ ★:
「事故米を主食用として卸業者に売却する」――。こんな記載がある
農林水産省が農政局や農政事務所などの所轄に宛てた、「総合食料局長通知」が
見つかった。農水省はJ-CASTニュースに対し、「書き間違いという単純なミス
だった」と弁明している。ただ、この通達を受け取った現場が、農薬や毒カビに
汚染された「事故米」も売却可能、と受け取る可能性もある。さらに、現在も
正式な訂正はされておらず、単純なケアレスミスなのかどうかの疑問すら
残っている。
■「事故米穀」とは農薬や毒カビに汚染され食用不適と認定された米
問題の通知書は「物品(事業用)の事故処理要領」というタイトルで、
農林水産省総合食料局長通知として2007年3月30日付けで出されている。
ここには米や麦の「事故品」については「極力主食用に充当するものとする」と
書かれている。
「事故品」というのは、米や麦を入れてある袋が破けたというものから、
カビが出たもの、残留農薬があるものなど。また、農薬や毒カビに汚染され
主食用不適と認定された米穀は「事故米穀」とし、非食用として処理する、
としている。しかし、この「通知」を読み進めると、
「事故米穀を主食用として卸業者に売却する場合において…」
と書かれ、値引きした場合は局長(計画課)に申請しなければならない、といった
売却方法の手順が説明されている。「事故米」の食用転売を農水省が自ら
進めている疑惑が出ても不思議ではない。(
>>2以降に続く)
▽関連スレ
【社会】農水省が事故米を「主食用」として売却することを容認していたことが明らかに(赤旗)★2
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1224963619/ ▽Yahoo!ニュース(J-CASTニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081027-00000002-jct-soci
2 :
名無しさん@九周年:2008/10/27(月) 22:20:21 ID:Dy6wd2X+0
2
3 :
名無しさん@九周年:2008/10/27(月) 22:20:30 ID:MiLXpZJx0
オワタ\(^o^)/
4 :
お元気で!φ ★:2008/10/27(月) 22:20:50 ID:???0
(
>>1の続き)
この文書を見つけたのは日本共産党の紙智子参院議員。参議院の農林水産委員会に
提出された資料の中にあったもので、配布された当時は「事故米」事件は発覚して
いなかった。70ページ以上に及ぶ分量だったこともあり、見逃されていた。紙議員が
この通知書を改めて精査し、発見した。紙議員の事務所では、
「BSE騒動以来、農水省は食の安全を政策の中心に置くと言っていたが、それが
全くのウソであることを証明するもの。今後、国会の場などで事故米について追及
していく」
とJ-CASTニュースに話した。
今回の「事故米」騒動については、三笠フーズなど米粉卸業者が工業用糊などに
使うなどとして「事故米」を仕入れ、食用として偽装転売した。仕入先は農水省なわけ
だが、三笠フーズなどに対し、地方の農政局が積極的に「事故米」の売り込みを
していたことも明らかになっている。「事故米穀」は「事故米」のことで、食用には
ならない米だ。
(
>>4以降に続く)
5 :
お元気で!φ ★:2008/10/27(月) 22:21:26 ID:???0
(
>>4の続き)
■「通知書があるということすら知りません」
農水省総合食料局消費流通課はJ-CASTニュースに対し、カビや農薬に汚染された
「事故品」でも、食用が可能と判断されれば「主食用」として販売していることを
明らかにした。その上で、「食べられない」非食用と認定したものは工業用にしか
販売していないとし、
「通知書に書いてある『事故米穀』の主食用の販売に関する記述は、『事故品』
の書き間違い。非食用を食用として販売することはない」
と話した。ただし、農水省の担当者はJ-CASTニュースの取材で初めてこの記述を
知ったようで、「事故米」を業者に卸した地方の農政局事務所が、この通知を信じて
従った可能性については、
「書かれているわけですから、信じる人が出る可能性はありますが、非食用を
食用として売るなどとは考えられません」
と話している。試しに、三笠フーズなどに「事故米」を販売した北陸農政局に
取材したところ、担当者は、
「そのような通知書があるということすら知りません」
と話していた。
(おわり)