・ 補正予算案が衆院通過=民主、国民新も賛成
総合経済対策を盛り込んだ2008年度補正予算案は8日夕の衆院本会議で、
与党と民主、国民新両党などの賛成多数で可決、参院に送付された。道路
特定財源の減収分を穴埋めする地方税減収補てん臨時交付金法案も衆院を
通過した。共産、社民両党は両案に反対した。早期の衆院解散を求める民主
党は参院審議にも協力する方針で、同予算案は16日にも成立する見通しだ。
補正予算案は8日午後の衆院予算委員会で、与党と民主党、国民新党の賛成
多数で可決。衆院総務委員会でも地方税減収補てん法案を可決した。両案は
この後、衆院本会議に緊急上程された。
一方、参院予算委員会は理事懇談会で、補正予算案について、9日に趣旨
説明、14、15両日に麻生太郎首相が出席して質疑を行うことを決めた。
補正予算案は総額1兆8081億円で、中小・零細企業の資金繰り支援や原油高
対策などが柱。財源には建設国債3950億円を増発するなどして充当する。
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