【社会】【社会】「幌尻山荘」から登山客の排泄物背負い下山　バイオトイレ機能せず…北海道　

　山岳環境保全に取り組む日高山脈ファンクラブ（事務局・日高管内日高町）が
幌尻岳（２０５３メートル）の中腹にある山小屋「幌尻山荘」から登山客の
排泄（はいせつ）物を人力で運び処理した。２６人が参加、計４１１キロを
小分けして一斗缶に詰め、さらにビニールで包んで背負って下山した。

　日本百名山の一つの幌尻岳は全国から登山客が訪れ、夏山シーズンには
定員５０人の山荘は連日満員となる。微生物で排泄物を分解するバイオトイレを
昨年から稼働させたが、うまく機能せず、別のくみ取り式トイレに排泄物が大量に
たまったため、今年は同クラブと地元の平取町山岳会が計約５００キロを
運び出した。

　同クラブの高橋健事務局長は「人力に頼るのにも限界があり、対応が難しい」と
話している。

▽毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20081007ddlk01040326000c.html
依頼がありました
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1223209514/372