売国。自民・公明党政権
今回の選挙は、自民党と民主党の郵政民営化案の違いがひとつの争点になっています。自民党の郵政化案はアメリカの
ブッシュ大統領の言う事を聞いて作ったのではないかという説があり、それが「アメリカ売国」と非難の的になっています。
参考/
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02040.HTML http://www.chokugen.com/opinion/backnumber/h17/jiji050817_315.htm それに危機感を覚えた自民党支持者が民主党の「沖縄ビジョン」の内容を「アジア売国」とこじつけて、民主党が国民主権を
否定してるようなウワサを流しています。そのようなウワサには、「沖縄ビジョン」の中に書いてある「沖縄への主権委譲」
(沖縄に国家主権の一部を委譲。地方の自立政策)を「沖縄の主権を外国に売り渡す」(売国)と解釈し、また「外国人3000万
人ステイ計画」(3000万人の外国人が沖縄に観光や留学で訪れることのできる施設等を整備する、という意味)をなぜか
「3000万人の外国人移民を受け入れる」と解釈したものが多いです。
参考/
http://www.takemasa.org/next/okinawavision.htm 主権を誰に委譲するかというところで、「中国に」なんていう言い方をする人がいますが、まったく極端な話だと思います。
フランスはEUに加盟していますが、フランスの国家主権はイギリスに委譲されましたか?まったくの愚問ですね。
アジアではその政治的な事情から、EUとは機能的にはまったくの別物になると思いますが、従来の国家主権とは別に、地域の
枠組みで共有する部分を作ろうという事です。隣国と接点の無い争いを続けた方が、国益にかなうというのですか?
北朝鮮問題、海洋資源問題、どの問題を取ってもアジア地域全体でのグローバルガバナンス能力を高め、多国間の問題について
その場に引き出していこうという方が遥かに合理的だと思いますが。それとも国連と、日本の貧弱な2国間外交と、
アメリカ大王様のご威光だけで全て何とかなってしまうとでも思っているのでしょうか?
http://okwave.jp/qa1624066.html