【医療/ゲーム】「患者を冒涜し差別・偏見を助長」インターチャネル社のDSのソフトに対し日本精神科病院協が抗議・販売中止要求

このエントリーをはてなブックマークに追加
1窓際政策秘書改め窓際被告φ ★
「DSソフトが患者冒涜」 日本精神科病院協が抗議

 ゲームのタイトルや内容の一部が精神科医療や患者を冒涜(ぼうとく)し、差別・偏見を
助長するとして、民間精神科病院の9割が加盟する日本精神科病院協会が、ゲームソフト会社
「インターチャネル」(東京都)に販売中止などを求める抗議文を送ったことが分かった。

 協会側が問題視するのは今年6月に発売されたニンテンドーDS用ソフト
「DEMENTIUM−閉鎖病棟−」。協会によると「閉鎖病棟」は、精神科病院に実在する
病棟の名称で、ゲーム内にも「統合失調症」「抗精神病薬」といった精神疾患を連想させる
名称が使用されていたという。元患者が指摘したことで同協会が調査に乗り出した。

 協会は「最後まで攻略はできなかったが、ゲーム内は外科のようだった。だが、精神科固有の
名称が使われ、患者が襲ってくるようなイメージを抱かせる内容は、動かなければならない」とし、ゲーム宣伝用ホームページの閉鎖と販売中止などの対応を求める抗議文を22日に発送した。
同社は「担当者が不在でわからない」と話している。

 ゲームは、廃虚の病棟で主人公が武器を使ってゾンビ風の敵を倒すホラーアドベンチャー。
販売対象は17歳以上となっている。

9月25日20時54分配信 産経新聞(最終更新:9月25日20時54分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000563-san-soci