町発注工事の入札の指名業者選定をめぐる汚職事件で逮捕された
岐阜県岐南町長、片桐博彰容疑者(59)が07年4月、贈賄容疑で
逮捕された土木工事会社「山佐組」の元社長、久保正和容疑者(34)
=関市=と町建設課の男性主幹を町長室で引き合わせていたことが24日、
分かった。片桐容疑者は県警捜査2課などの調べに対し、引き合わせの
事実を認めており、県警は山佐組を指名業者にするよう自分が望んでいる
ことを職員に分からせるための行為だったとみて、片桐容疑者を追及して
いる。
町幹部によると、久保容疑者が町長室に現れた日は、建設課長が不在
だったため、この主幹が代理で久保容疑者と面談したという。
県警は24日未明から、片桐容疑者の自宅や山佐組本社など約10カ所
を家宅捜索。同日午後1時から岐南町役場の家宅捜索を開始した。
岐南町役場では24日午前8時45分から、折戸宜男副町長や各課長ら
24人が緊急の課長会議を開き、対応を協議した。折戸副町長は報道陣に
対し「入札そのものは基準に沿ってやっている。山佐組は指名業者に
入れるだけの能力があり、町の指名業者選定委員会に町長が働きかけた
ことはない」と話した。
また町議らが午前10時から緊急の議員集会を開いた。町議会定例会は
25日が最終日の予定で、議長、副議長の改選を予定していたが、事態が
収拾するまで改選を延期することを決めた。大塚雅司議長は「予想も
していなかったことで、どうしてよいか分からない。町政に対する
不信感に対し、議会としても何らかの対応をしなければならない」と
述べた。
▽Yahoo!ニュース(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080924-00000056-mai-soci 依頼がありました
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1221903228/602