★携帯電話を使うと子供の脳腫瘍リスクが4倍に
・新華社ストックホルム(スウェーデン):スウェーデンで行われた最新の研究によると、
子供が携帯電話を使うと、脳腫瘍にかかるリスクが4倍も高くなるという。
この研究はオレブロ大学病院の教授が中心となり実施された。研究者は電磁波が
脳腫瘍を引き起こすリスクについて分析したという。
教授は記者会見で、次のように述べている。「20歳前に携帯電話の使用を開始した
子供は、神経膠腫にかかるリスクが4倍以上増加する。また、若いとき携帯電話を
使用すると、聴覚神経腫瘍にかかるリスクも同様に4倍増加する」。
また、家庭用のワイヤレス電話でも携帯電話と同様のリスクが得られたという。
一方、20歳を過ぎてから携帯電話の利用を始めた人の場合、神経膠腫にかかる
リスクは50%高まり、聴覚神経腫瘍の場合は2倍に増加した。
教授は、「携帯電話の児童・青少年に対する実際の危険性は、今回の研究結果よりも
深刻な可能性がある」とも指摘している。
このほか研究結果によると、携帯電話を10年以上使っている成人でも、神経膠腫・
聴覚神経腫瘍にかかるリスクは増加するとのことだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/3829886/