【宮城】こけしに魅了される若い女性が増えている 「こけしは奥が深い」-鳴子温泉

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1出世ウホφ ★
こけしの魅力が見直され、産地の一つ・宮城県大崎市鳴子温泉を訪れる女性ファンが増えている。
従来の年配層に加え、20―30代が多いことが特徴。伝統工芸の再評価は工人の刺激になるだけでなく、
観光客減少に悩む温泉街にとっても追い風になりそうだ。

若い女性のハートをつかむきっかけの一つとなったのは、こけしとロシアの入れ子人形
「マトリョーシカ」のコラボレーション。初めての展覧会が8月から、東京都内で開かれた。
企画したのは、こけし研究家で写真家・詩人の沼田元氣さん。こけしを参考にマトリョーシカが
考案されたという逸話に着目、日ロの職人を橋渡しした。鳴子、弥治郎などの工人が
マトリョーシカに絵付けした「コケーシカ」と、こけし木地にロシアの職人が彩色した「マトコケシ」が並んだ。

鳴子から参加した工人の早坂利成さん(48)は数年前から、変化を感じ取っていたという。
「工房や展示会に来る若い女性が増えてきた。一風変わった作品が新鮮に映るようだ。
伝統を守りつつ、新しいことに挑戦すれば、魅力に気付いてもらえる」と力を込める。

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080921t15023.htm
こけしの絵付けに熱中する女性たち=大崎市鳴子温泉
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2008/20080921002jd.jpg
こけし人気に高めるきっかけになった「コケーシカ」。ロシアのマトリョーシカ人形にこけし工人が絵付けした(沼田元氣さん提供)
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2008/20080921001jd.jpg
>>2以降に続く