【広島】 映画「崖(がけ)の上のポニョ」の舞台は福山市の鞆の浦? ファンのうわさネットで広まり観光客急増

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1かしわ餅φ ★
映画「崖(がけ)の上のポニョ」の舞台と、ファンの間でうわさされている福山市の
景勝地・鞆(とも)の浦で、映画封切り以来、観光客が約2倍に急増、同市宝町の
会社員片岡明彦さん(45)が観光客向けに、映画の場面と合わせたスポットを
紹介する地図を作成した。

 宮崎駿(はやお)監督は、鞆の浦に滞在して構想を練ったといい、「ここが舞台では」と
ファンの憶測がネットなどで広がった。

 制作したスタジオジブリも「舞台は実在せず架空だが、インスピレーションを受けたのは
事実」といい、片岡さんの勤務先・ともてつバスセンター内の観光情報センターには
「行き方を教えて」と問い合わせが殺到。同センターを訪れる観光客の大半は中高年
だったが、子ども連れが増え、今夏は前年より約4000人多い約7000人に。
土産物店の売り上げも2割がポニョ関連の商品という。

片岡さんは映画で鞆の浦に似た風景を見つける度に心が躍り、実際に現地に足を
運んで確認しながら地図作りを続けてきた。

 主人公の少年が通う保育園や、少年とポニョが出会う崖の下など25スポットを選定。
A2判の画用紙に手書きした地図に現地の写真と説明文を添え、バスセンター内に
展示したところ「映画の場面とそっくりなところがいっぱい」と観光客に好評という。

 片岡さんは「ポニョに会いに来た人が鞆の浦の新たな魅力を発見してくれれば」
と期待している。

(2008年9月21日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20080921-OYT8T00047.htm