消防署員が偽装結婚手助け
奈良、容疑の5人逮捕
奈良県警は17日までに、フィリピン人女性に在留資格を得させるために日本人との
結婚を偽装したとして、公正証書原本不実記載・同行使の疑いで、香芝・広陵消防組合
消防本部の救急救助課長補佐芳林弘幸(48)=同県香芝市=と警防課長補佐島田史雄
(55)=同県明日香村=の両容疑者ら男女5人を逮捕した。
調べでは芳林容疑者らは2006年4月、フィリピン人のホステス(38)と奈良県
御所市の会社員吉川恵二容疑者(61)の結婚を偽装する目的で御所市役所に婚姻届を
提出した疑い。
芳林、島田、吉川の3容疑者はホステスが勤める飲食店の客。芳林、島田両容疑者は
婚姻届の証人欄に署名し、「正式な結婚だった」などと否認している。
同消防本部の山下正次次長は「驚いている。事実関係を調べ、厳正に対処したい」と話した。
(共同通信)
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