【社会】年金改ざんで社保庁職員関与 都内会社社長が証言

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1お元気で!φ ★
 厚生年金の標準報酬月額の改ざんに社会保険庁職員がかかわっていた問題で、
新たに東京都内の男性が16日、民主党の会合で、「保険料の滞納分を
埋めるため、社会保険事務所に自身の標準報酬月額を2年分減額されていた」と
証言した。

 9日に社保庁が発表した調査結果では、職員の関与を認めたのは1件。
これまでにも元社保事務所職員らによる同様の証言が出てきており、実際には
相当数に上る可能性がある。

 男性は、都内の不動産会社社長(67)。会社の資金繰りが不調で、自身の
保険料の支払いを滞納していた2001年11月ごろ、新宿社会保険事務所から
呼び出され、徴収担当の係長から、滞納をなくすための手続きを勧められた。
係長は、男性が持参した社印を用意した書類に押し、「数字はこちらで
処理します」と話したという。

 男性は合法的に保険料を低くできたと理解していたが、06年に記録を
照会したところ、01年末以前の2年分の標準報酬月額が、実際の59万円から、
少ない時では9万8000円まで改ざんされており、手続きが不正と知ったという。
社保庁側は、「事実であれば重大な問題で、調査する」としている。

▽読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080916-OYT1T00469.htm?from=top