【文化】新訳ブーム呼ぶ、亀山氏「カラマーゾフの兄弟」100万部
2 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 11:47:54 ID:b3UUlEy30
○○○
○ ・ω・ ○ がおー
○○○
.c(,_uuノ
これは名作だな
ま、ν速+に来てるおまいらは当然読んでると思うが
亀田三兄弟の話?
人類文学史の最高到達点
読んだ事ないけど
6 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 11:52:22 ID:+4aT6pQg0
映画のネタが無くなったら、ヒットした映画のリメイクのパターンと同じだな
映画と違い「続カラマーゾフの兄弟」「新カラマーゾフの兄弟」は作れないなw
読んだ事ない奴もいるのか
亀山訳は読みやすいから読んでみてくれ
ドストエフスキー特有の重ったるさが味わいたいなら米川訳でもいい
同じ作品でも翻訳者によって印象が結構変わる
その辺を楽しめるようになったら、趣味に「文学考察」って書いていいぞ
単に「読書」と書くよりも格好いいだろう
亀田の三兄弟もロシア語訳してくれ、元は無いが...
9 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 11:53:33 ID:IB4n44wF0
買っても読み終えた奴は1%もいないだろう。
昔全部読んだけど内容忘れた
鬼畜な父親が死んで犯人に疑われた長男が無実で主人公?が修道僧だかの三男ってことくらいしか
正直、つまらん物語だった。ラフカディオ・ハーンの怪談・奇談の方が記憶に残る話があって面白いし、
稲川淳二の怪談話の方がそれよりも面白いんだが
罪と罰なら読んだことがある、読後かるく鬱になるが面白かった
罪と罰が好きならカラマーゾフも読んだほうがいい?
14 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 11:55:28 ID:ZXqgNOB60
誰かあらすじを3行で
15 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 11:55:30 ID:LCT/U4i90
俺、今読んでるとこ
中々殺人が起こらないww
悪霊の方が面白い。
なんで長男が児童虐待にこだわるのかさっぱり意味不明だった
18 :
熊五郎 ◆KQuXvLdrz2 :2008/09/13(土) 11:57:55 ID:iIUC4Quj0
こんなものを読むくらいならシェイクスピアを読みなさい。
19 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 11:58:32 ID:6PE3dZC80
誰か簡単にあらすじ教えて
21 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:00:06 ID:aUlOG9OC0
途中まで読んだけど
長男があまりにDQNすぎてうんざりして読むのやめちゃった・・・
最後まで読んだほうがいいのだろうか
迷うなぁ
>>18 いくつか読んだけどつまらんかった。ゲームブックの方が面白い
23 :
熊五郎 ◆KQuXvLdrz2 :2008/09/13(土) 12:01:30 ID:iIUC4Quj0
ガキが犬に食われたり、偉い神父の遺体が臭いとか
その程度の話で現代人が食いつくと思ってるのか?あ?
>11
小泉八雲を読んだのか
それはそれで(・∀・)イイ!!
あの人は小さい頃から妖精だの悪霊だのが見えてたらしくてな
敬虔なカトリック信者だった家の人がそういう“異教徒的幻覚”を嫌って神学校に放り込んだ
んだが、結局そういう幻視が消える事はなく、日本に逃げ出してきた
逃げてきた先の日本では、彼の故郷で死に絶えたアニミズムが生きながらえている事に驚愕し
そのまま日本の民俗学者になってしまった人だ
日本を美化しすぎだけどな
ま、字面だけ読むと日本の怪談集に見えるかもしれんが、実のところあれは彼のカトリックへの
ささやかな反逆なんだぜw
>12
マジヌヌネノ
25 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:02:56 ID:wC8xHsxM0
ロシア文学ではチェーホフとソルジェニーツィンが好きだな。
ドストは鈍重すぎる。
26 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:03:10 ID:RjqLbJyE0
おいおい、亀山氏って、ちゃんとドストエフスキーに許諾を得てから翻訳したのかよ?
また本人に無許可だったらしゃれにならないぞ。
俺SFと推理しか興味ないや
俺も全部読んだけど、わかる人がこの小説読んで楽しんだ分の1%も理解してないだろうなって感じ ほとんどわからん
キリスト教の知識が無いと面白くないんだと思う
未完の第二部にアリョーシャが革命家になるって続きは読みたいなぁ
「世界の文学の傑作の一つと高く評価されているカラマーゾフの兄弟を読んだ満足感」は十分に味わった
無神論者のにいちゃんに憧れて父ちゃんを殺したけど、
にいちゃんが神様捨てきれてないのを知って
絶望してして死んだ異母兄弟の話
まだ中島敦の西遊記っぽいやつのが面白かったよ。途中うざいけど。
それぞれのキャラ分析してる辺りが良かった
31 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:04:16 ID:S8+Spo980
高橋訳が最高です
32 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:04:35 ID:/SFPlgAY0
小説に出てくる犬への虐待をまねする人間が出てきそうで、あまり広く読まれてほしくない
33 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:04:40 ID:0SHNYOd40
新潮文庫のやつでも別にむずかしくはないけどね。
読んでもいいけど、別に読まなくてもいいと思う。
34 :
熊五郎 ◆KQuXvLdrz2 :2008/09/13(土) 12:04:41 ID:iIUC4Quj0
『罪と罰』は『罪』の方はかなり面白かったが『罰』の方は
主人公が最後に宇宙に向かって旅立つという筋に無理がありすぎて駄目だね。
35 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:04:44 ID:Y3kfqwZT0
アリョーシャ萌え
36 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:04:57 ID:Lk9XhKhT0
タイトルみて、てっきりムチとかローソクとか誤解して読んで損した
37 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:05:20 ID:WRPDOGpS0
でもナボコフに言わせりゃ「んな大したこたねーよ。ドストエフスキー読むぐらいだったら
チェーホフとかトルストイ読んどけ、糞餓鬼ども」という感じになる
38 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:05:35 ID:lPF9XIDp0
翻訳が重苦しかっただけで、実際は娯楽小説(´・ω・`)
カラマーゾフさん万歳
39 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:06:11 ID:ZXqgNOB60
40 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:06:11 ID:J2fFEbJzO
光文社ってあの誤訳問題はどうなったんだろう。
自分で翻訳して出版しろってあれ。
41 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:06:11 ID:T60Cw+8S0
>>24 なんか小泉八雲って西洋版水木しげるみたいだなw
42 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:06:12 ID:jWPrWROzO
名前だけが独り歩きしてる感じがある
一冊目で挫折した。たって読んでも寝てしまうぐらいつまらない
>>24 おおトンクス!小泉八雲ってそういう人だったのか。知らんかったよ。おもろいね。
日本人美化しすぎってのは確かにそうかも。怪談話じゃないけど「停車場にて(うろ覚えなので違ってるかも)」とか。
まあでも古き良き日本人性ってのは今の俺にも憧れがあってほどよく共感できるものがある
45 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:08:32 ID:rRXSREVo0
46 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:08:33 ID:EmE2KAN10
俺は四巻の途中で挫折した。とりあえず、全巻買ってあるんだが、最後まで読む価値はあるのか?
47 :
熊五郎 ◆KQuXvLdrz2 :2008/09/13(土) 12:08:48 ID:iIUC4Quj0
とにかくこの作品は読み始めて5分でまず驚かされる。
まさかカラマーゾフが一人っ子だとは誰も思わないだろ。
小畑健が表紙描けばもっと売れるんじゃね?
そんなにおもろいの?賭博者を越えるくらいおもろい?
50 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:09:13 ID:SzvEPbo20
世界文学の名作を選ぶとして、
『カラマーゾフの兄弟』は間違いなく入選するだろうからな。
読んどいて損は無い。
亀山訳も読みたいんだが、光文社の文庫が近所に無い。
漏れは岩波文庫で読んだんだっけなあ。
「鼻が邪魔にならないかしら」という言葉で有名な
ヘミングウェイの小説で1943年にサム・ウッドにより映画化された作品は何でしょう?
とりあえず大昔に和訳された名作文学は、いくらエロイ先生が正しく翻訳していたとしても
全部翻訳しなおしたほうがいいような
ゆとり相手じゃ、絶対和訳の翻訳がいるだろうし
53 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:11:03 ID:hw0U6rl30
まんがで読破シリーズで十分
>>21 楽しめないなら読まなくていい
○○だけは読んでおけと言う奴は
○○だけはやっておけと言うエロゲオタと変わらん
自分が楽しめる本を探そう
56 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:12:51 ID:Ke2i3A6c0
ドストエフスキーならトルストイ読むわw
なんか内容なくね・・?
永遠の夫、貧しき人々、死の家の記録・・・などなど
なんというかあの時代のロシアを知るにはよいけれど
今の時代でも分かるよさってのがないっつーか
トルストイのクロイツェル・ソナタ、人生論、光あるうち光の中を歩め
現代にも通じるものがあるよなぁって感じ
ロシア文学は総じて暗いイメージだよなぁ
やっぱりカミュの「異邦人」最高!
58 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:14:58 ID:gkrPNHzl0
これは翻訳したカメさんの新発見がきっかけだと思う。
この人は東京外語大学長でロシア語の専門家。
最近のドストエフスキー論を読むと、帝政末期のロシアに
おける宗教的風土の混乱ぶりが描かれていてびっくりした。
異端派の鞭身派や去勢派がいかに重要な要素となっているかを
説明されたら、ドストエフスキー像が変わらざるを得ない。
俺は主要長編を全作読んでいたが、もういちど読み直したい気分
になった。
過去に読んで面白かったけど全部は集中できなかった
今なんて買っても入眠グッズになっちゃうなw
いま買うのは実用書ばっか。やっぱ大作は集中して読める時間、読後に思いを巡る時間が欲しいよね
60 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:15:44 ID:WRPDOGpS0
まあ本もゲームと同じだな
人それぞれ好みがあって、良ゲー糞ゲーも違ってくる
62 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:16:57 ID:ZrIKs187O
63 :
熊五郎 ◆KQuXvLdrz2 :2008/09/13(土) 12:17:34 ID:iIUC4Quj0
これ意外と重要なニュースですよ。
明治以来の日本人が欧州の娯楽物を大層立派なものに仕立て上げようと
ついてきた嘘が瓦解してきてるということだからな。
一流の娯楽物に馬鹿どもがわざと難しい訳をつけやがって。
64 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:17:58 ID:gRnT3TrYO
旧訳本を購入し、読み終えた直後に新訳登場、ブーム到来
65 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:18:09 ID:vaW14lxv0
チャック亀山さんかな
ドフトエフスキーはロシア人、
ヘミングウェイはAmerica人Death。
67 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:18:46 ID:Ray2nFbf0
ドストエフスキーって去年かおととし亡くなったよな
朝日新聞に載ってた
>>59 大作は集中して読める
人間革命は破って便所に捨てろ。
69 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:19:26 ID:9PMlrWCJ0
3冊くらいにまとめろよな
個人的には新潮の原さんの訳のほうが好き
ケンドーコバヤシが
テレビで
わかりやすくあらすじ解説してくれたな
あれですべてわかった
71 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:19:52 ID:Ke2i3A6c0
72 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:20:14 ID:84/NV7ln0
そんなブームあるか
村上龍の限りなく透明に近いブルーは10回以上読み返した記憶がある
やっぱ海外文学はキリスト教的思想が入ってくると理解が難しい
それに当時のその国の情勢も知ってないと真意が読み取りにくい
重訳でいいから村上春樹が訳さないだろうかね。
75 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:22:38 ID:SzvEPbo20
村上春樹のドストエフスキーは読みたくないなww
>>61 んだな。
それを理解してれば「これは良い」とは言えても「これはダメだ」とは言えないよね
77 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:23:18 ID:exoaJEKX0
カラマーゾフは米川だよ。
>>74 村上春樹は自分の本書くといつも焼き増しだけど
訳はうまいよな
79 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:23:49 ID:HjxhNcjk0
ドフトエフスキーほど、日本の小説家に影響与えた文豪って
他にいないのでは?
80 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:23:56 ID:gwF1N47P0
村上:「殆んど誰とも友だちになんかなれない。」
それが僕の一九七〇年代におけるライフ・スタイルであった。ドストエフスキーが予言し、僕が固めた。
きめぇ
81 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:24:00 ID:Z/QTO58D0
長編はよめね
短編しかよまん
82 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:25:03 ID:Ke2i3A6c0
村上春樹は中国の若者に大人気
理由は分からない
俺は顔で読む気がしない
新潮のが良訳だと思うけどなあ
84 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:26:03 ID:wC8xHsxM0
戦争と平和 に4回挑戦して 4回とも途中で挫折した俺は
根気がないダメな人間なのでしょうか?
85 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:26:12 ID:ZrIKs187O
86 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:26:16 ID:5SWXg6s30
ゲーム、アニメ世代には100部しか売れてないんだろ。
そりゃ亡国まっしぐらだわ。
87 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:26:30 ID:rKthm/HYO
文庫本百万部っつうことは印税1700万円か。
パチンコのほうが儲かるな。
>>3 もちろん読んでるが
でも何で今頃新訳って、
ああ、
>>1が好きなだけなのか
ドストエフスキー好きな人にとって、小林秀雄って
どういう評価なんだろな
89 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:26:47 ID:exoaJEKX0
俺は、いつかロシア語でカラマーゾフを読みたいと思っていたが、
ロシア語の辞書すら持ってないw
やっぱり若くないとなかなか出来ないな。
90 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:26:51 ID:HjxhNcjk0
そもそも純文学というのは、インテリが読むものであって
バカにはその深さの1%も理解できんww
>>76 更に顕著なのが料理であり、酒かもな。
だから酒飲みを自覚する頃になると自分の好み以外の酒でもネタ以外では悪口は言わない。
92 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:27:41 ID:+M8HUA7v0
からまんぼうの兄弟
93 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:28:00 ID:jEwVZdRSO
ドストエフスキーって、何故か日本で変に人気があるんだよね。
ヨーロッパでは今でもドストエフスキーより、トルストイの方が読まれてるのに。
ふしぎ
ドストエフスキーは、ほんと翻訳によって印象が違うからな
おそらく一番読みやすいのは池田健太郎訳だと思うけど
読みやすいことが全てではないからなー
この訳はどっちつかずの中途半端といった印象
95 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:28:39 ID:60Vj1R9r0
ドストエフスキーなんかカス
96 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:28:56 ID:jEuxEh12O
「モンテ・クリスト伯」も新訳版をお願いしたいなあ。
たしか岩波のは翻訳自体も古いし、変な気づかいをして長さとかの単位が尺貫法とかで置き換えてあったような(それは「レ・ミゼラブル」のほうだっけか?)…。
ご存命なら矢野徹が望ましかったけど。小学生むけの抄訳版が良かったので…。
97 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:29:23 ID:kKOLH/WwO
ちらっと読んだけど確かに良かった
98 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:29:29 ID:N5CKF5LU0
誰かケータイ小説に翻訳してくれ。
誤訳文庫ですか
100 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:29:38 ID:1kvUMons0
亀田兄弟に見えた俺は一体
>>84 いや、肌に合わないってことだから無理してまで読む必要ないよ
自分が読んでて面白く感じるのが一番
102 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:30:08 ID:AI/JgQuB0
岩波文庫は戦前に翻訳されたものをいまだにいっぱい出版しているが、光文社を見習って新訳を出してくれよ。
古典はしょせん古典
まったく同じ内容の本を無名の現代人が書いたとしても売れない
古典だからこそ売れる
104 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:30:24 ID:Ke2i3A6c0
小林秀雄なんて普通の人は知らないだろうね
>>90 深さなんて求めてない
教養として読んでるだけ
こういった純文学が教養として必要な環境にいれば読む、それだけ
理科に進んだ奴は読まないだろ?
理解なんてする必要ないんだよね
105 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:31:05 ID:SNI8jRUGO
いっそ原文で読めばいいのにね
勉強になるし
106 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:31:06 ID:2TXMhbcY0
三人兄弟の次男だかが語る「大審問官」の
話が興味深かった覚えがある。
>無神論者のにいちゃんに憧れて
この段階ですでに理解ができません
108 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:31:57 ID:GjUR/yHi0
数学者ソーニャ・コワレフスカヤの美人姉に振られたドストエフスキー
109 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:32:02 ID:OMnX54UyO
ゲーテのファウストを森林太郎訳で読んだおいらが通りすぎますよ〜
>>82 やたらセックスセックス言うから最初イケメンだと思ってた
原稿が勝手に売られてたってニュースで顔出てビールふいた
マゾの兄弟?
そんなに訳者によって違いがあるもんなのか?
ロシア文学って長いから一度読んだら別訳読もうとも思わんけど
神を作ったら隠せ。
あとはわしらが好きにやる。
114 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:32:57 ID:jTzMHUkv0
最近電車に乗れなくて 読書の量がへった…
115 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:33:11 ID:lGZzWezi0
小説は若いときに読むべし
ある程度の年齢を過ぎると純粋に小説の世界に入り込めなくなる
ゲームやセックスと一緒
116 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:33:16 ID:jEwVZdRSO
>>103 最近の作家は現代版カラマーゾフみたいなの書いてるよ。
吉田修一 悪人
町田康 告白
平野啓一郎 決壊
悪人は売れてるみたいだね。
117 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:33:47 ID:exoaJEKX0
>>106 いや、俺は大審問官の前の、子供に関するイヴァンとアリョーシャの会話の方が
鬼気迫るものを感じた。
日本の古い本しかまだカバーできて無いです
予備校の漢文の先生曰く
スラムダンクやドラゴンボールは確かに面白いけれども100年後200年後でも読まれているか
おそらく読まれていない。
書かれてから100年200年経ってもいまだに本屋に並んでる本は時代という最大の淘汰を経て残っている
素晴らしい作品だから、是非読むべきだ。と
>>104 いや、理系の人間もそれぞれでな、専門書読む一方で結構こういう本読む人間多いよ。
好奇心強いタイプが多いね
120 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:34:44 ID:kvx1qE2tO
>>56 でもな、偏執偏狭な御仁は今の世でもたくさん見られる。
現在に通じている、ちゅうかダメ人間の系譜みたいなもんじゃねーか?
ドンドンエロスキーって
>>102 ちょいちょいやってるとおもうが
昔だと開高健が褒めてた平井瑞穂のガリバーとか
最近だと、松平千秋のイリアスとオデュッセイアがあるね
122 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:34:58 ID:QpH9ZbFx0
小説は十行程度に纏められる内容を冗長的に記述している
時間を浪費しない為に合理化すべきである
先に結論を述べてそれから補足を加えるのが尚望ましい
123 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:35:13 ID:Ke2i3A6c0
>>116 平野啓一郎
三島の再来と聞いて読んだけど、微妙だった
早稲田(笑)ではなく京大卒だから期待してたのに
124 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:35:16 ID:rRXSREVo0
ロシア語も相当変化してるでしょ
125 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:35:24 ID:lSsVRhISO
東京外国語大学の学長か
ドストエフスキーはロリだろ、マジで。
ょぅじょ姦があったのって悪霊だったっけ?
古本屋の100円棚から購入した
河出書房版のは米山って人が訳してる。
そんなに違うのか・・・読み比べるのも一考だな。
今ひょんなことからロシア語を勉強し始めたが
原書を読めるまでには至ってない・・・。
128 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:35:59 ID:p+Jeuo+c0
129 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:36:08 ID:CLDHwEbfO
>>104 ゆとりはどうか知らないが、それ以外は小林秀雄位知っているよ、どこまで理解しているかは別として。
この光文社の海外文学シリーズって悪訳で評判悪くなかったっけ?赤と黒とか。
それと確かに長いけど4〜5巻に分けるのはせこいな。
ロシア文学って登場人物の名前覚えるだけでわけわかめ
ミーチャは、ドミートリの愛称なのさ
133 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:37:26 ID:lGZzWezi0
理数系が苦手な奴が文系と称するだけで
理系の読書率は文系より高いです(俺調べ)。
135 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:37:53 ID:Ke2i3A6c0
>>119 そういえば高校時代理系でそんな奴見かけたな
ウィトゲンシュタインとか読んでる変な奴w
ああいうのは普通の人とはちょっと違うんだろうね
>>119 理系は大半が殆ど本読まないが一部は無駄にたくさん本を読み、
文系は誰も本読まないというイメージがあるw
137 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:38:19 ID:jEuxEh12O
今必死で読んでる最中だが、文系ってこういうのを面白く感じることができるんだな。すげーわ
140 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:40:34 ID:2TXMhbcY0
>>117 子供を鬼畜な方法で殺す幾つかの例を語って、
何故神はこのような状況を許しておられるのか?ってな話でしたよね。
確かにあの部分は複雑に考えさせられましたわ。
>>131 そうなるとカエサルのガリア戦記読むのもっと大変だぞ。民族名やら人名やら大量。
142 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:41:37 ID:L3zwT51t0
世界最大の小説は罪と罰。これに勝る小説はまだ書かれていないね。
カラマーゾフは何回か読んだが小説って感じを受けなかった。なんで
100万部も日本で売れるのか、謎だね。
正直、略称がなかったらかなりスムーズに読めた筈。
誰だっけコイツの繰り返しだった。
144 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:43:34 ID:OMnX54UyO
>>137 そ、モリリン。岩波の古い文庫で。
ほかにも坪内ショーちゃんでシェイクスピアも読んだ。
145 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:43:36 ID:SzvEPbo20
ドストエフスキーは日本で言うと二葉亭四迷よりも前の人なんだが、
日本では写実主義とか言文一致とか言ってる頃に、
ロシア文学は黄金期を迎えていたんだな。
当時のロシアは帝政末期のどん詰まりのはずだけど、
政治的衰退期ほど文化は成熟するのかもな。
146 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:44:00 ID:Ke2i3A6c0
罪と罰はサブカル厨が好みそうだなw
147 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:44:15 ID:CkcjofezO
第二の蟹工船でブーム捏造だろ、どうせ
148 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:44:26 ID:4X3z8z9gO
ドストはダンテと一緒でキリスト教作家だから日本人には解らんのでは。
罪と罰は娯楽小説として読めるし、あまりドストっぽくない死の家の記録なんかは
最高に面白いと思うけど。ただ自分が凄い尊敬してる教授が言うにはやはり
とてつもない小説らしい。あと亀山は学部生の卒論パクったのは酷い。
カンフーマンに見えた
ラスコーリニコフとスヴィドリガイロフを覚えるのに最後までかかったw
それにくらべりゃカラマーゾフは楽勝。
152 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:46:20 ID:d7wIHwNTO
あー山手線チャレンジクイズ懐かしい〜
153 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:46:27 ID:Ray2nFbf0
やっぱ大審問官やな
154 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:46:43 ID:CkcjofezO
日本人にはゴリオ爺さんの方がお涙頂戴もんで受けるって
155 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:46:47 ID:exoaJEKX0
>>140 うん、それ。
子供達の犠牲の上に建てらるバベルの塔の設計者になれるのか?アリョーシャ?
って感じの話をしてたところ。
>>139 三島だったか忘れたが、小説を理解できない人間ほど小説的な人間はいないと
かって書いてたなw
もしかしたら、小説の主人公の様な人生が待ってるかもよw
156 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:47:50 ID:60Vj1R9r0
いまカラマーゾフなんかが普通にだされたら、
おまえら構成が悪いだの超展開だの冗長だのと文句を付けまくるだろうなwwww
大審問官というやつはシロウト
「貧しき人びと」
ドストエフスキーのデビュー作。当時流行した社会派リアリズムの流れにのって博愛主義的な同情と
慈愛に満ちた貧乏人物語。この路線はその後の作品の基調になるが、続いた作品は酷評される。
「ステパンチコヴォ村とその住人」
シベリア監獄から帰還後の中篇。善良でお人よしの村人を描いたユーモア小説。政治性は皆無。後期の
重苦しい雰囲気からは想像つかないほど軽妙洒脱で、テンポもよく読みやすい。長い間無視されてきた
隠れた逸品。
「死の家の記録」
シベリア投獄体験を元に書かれたルポ風の長編。バルザックばりの手堅いリアリズムに斬新なイメージ
表現を散りばめ、その才能が本物であることを証明した。全ての政治的主張から遠ざかり、リアリズムに
没却する作者の姿勢は不気味な沈黙を感じさせ、過渡期の作品。ドストエフスキーの作品に終始冷淡
だった同時代のトルストイやツルゲーネフが唯一手放しで絶賛した作品がこれ。
「地下室の手記」
中篇。社会への憎悪をぶちまけて観念的な優越感に浸るニヒリストの青年が、現実社会に戻ると軽蔑対象
だった小市民の言動に振り回され、卑屈な行動に走る。後期の大作群に連なる重要なメッセージとして
前半の、青年のニヒリスティックな独白だけが注目されてきたが、この小説の醍醐味は自律しようとする自
我がその自尊心ゆえに他者に依存せざるをえないという「自尊心の不条理」を描いた後半にある。
158 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:48:29 ID:IjuDa2OF0
ゾシマ長老が出てくるところまでがんばって進めば、あとは面白く読めるよ。
終盤は逆転裁判。逆転なのかどうかアレだが
159 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:48:38 ID:eRS5pBfWO
この調子でリヴ・ヴェーダの新訳をお願いします><
アカデミックなスレだなぁ
勉強になりますm(__)m
「罪と罰」
大衆性と純文学性を兼ね備える。貧乏カワイソー路線から転換し、異常な人間心理への冒険が始まる。
「社会変革の為には殺人も正当化される」という病的な強迫観念から高利貸し老婆を殺し、無垢の売春
婦に出会ってその罪を悔い改める。読みづらいことで有名な作品群の中でも、推理小説的アプローチと
ストーリー展開の興味から、割と軽いタッチで読める。当時ベストセラーになり、反響はロシアを越え
ヨーロッパ全土に広がった。同時代のドイツの思想家ニーチェもこれを読んで大興奮。
「白痴」
がさつで殺風景な作品が多い中、芸術性に富んだ作品として名が高い。白痴の青年が人生の一時期に
「正常」に戻る、そのほんの一瞬をフルパワーで「実況」した力作。イマジネーションの勝利。
「悪霊」
当時実際に起こった政治結社の内ゲバリンチ殺人事件を戯画化した作品。長々しく読みづらいが、当時
のロシアの陰惨な政治状況のリアリティが垣間見える。政治犯の犯罪心理にスポットをあて、純朴な理想
主義が陰惨なテロリズムに「発展」する必然性を検証する。このテーマはカラマーゾフ兄弟のイワンに受け
継がれる。
「カラマーゾフの兄弟」
晩年の大作。登場人物が多岐にわたり、長くて読みづらいが、イワンが語って聞かせる「大審問官の物語」
がハイライト。架空の大審問官が、蘇ったキリストに食って掛かる。社会を仕切ってきた数千年のキリスト教
の功罪を検証する。後年よく文学者や評論家に引用された。罪と罰以来の「不条理な実存」に歴史の厚み
が加わり、父親殺し=キリスト殺しのモチーフの下に愛憎劇を絡ませながら壮大な長編に仕上げた。
163 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:52:39 ID:CkcjofezO
ロシアとかアメリカらへんは、あまり日本人に合わないだろ
>>161 原典でロシア文学読める人って日本に何人いるんだろうか‥
166 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:53:06 ID:VaVyyWMS0
新訳ならダンテの「神曲」だな。
>>156 読者も出版社も大作を受け入れる余裕がなくなってきてると思うな
挑戦してみたいと思っている作家は多いとおもうんだけどな
しかし古典だと売れてしまうし出せてしまう不思議
168 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:54:21 ID:3DH/psv60
これローラ・ブッシュ夫人の愛読書だよ。だんなと大違い
169 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:56:11 ID:CkcjofezO
シドニーシェルダンを訳してるスーパー翻訳なら純文もとっつきやすくなるかもな
>164
少なくともシェークスピアすら原典読めなかったオレには無理ぽw
19世紀当時の英語って、今と全然違うのな
171 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:57:31 ID:2/VUutfsO
某FLASHを思い出した
これ難しくね?
読むだけなら容易いがどうもしっくりこない
173 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:59:36 ID:RQ2Tp8fS0
みんな登場人物が糞長い台詞しゃべってるシーンも文字追いながら視覚的に想像してんの?
174 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 12:59:38 ID:WRPDOGpS0
基本的にドストエフスキーとは相性が悪いんだよなぁ、俺
何しろフォークナーは好きなのにドストエフスキーは以外に駄目だったりする
『アブサロム・アブサロム』は「何これ。チョーむずかしー(笑)」とか何とか
言いながら全部読みきったのに『悪霊』は途中で読むのを止めて『カラマーゾフの
兄弟』は読んだものの特に面白いと思わなかったな
>>170 ホントのところはわからないけど
英語圏の人でも教養ないとシェークスピアは読めないって聞いたことがある
まあ三連休だし、また読んでみるか。この休日はゲーム控えめにして読書するわ
>>163 読んでそう思ったの?
ロシアの感性は割と近いんジャマイカ?
亀山先生、ご活躍でなによりです。あの夜のことは忘れません。同志社卒生より。
179 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:01:58 ID:MK9vaqRVO
シェークスピアなんか小田島訳でいいじゃねえか、面倒くさい。
180 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:02:23 ID:lGZzWezi0
古典物理で遊んだあと同時代の小説を読むと結構面白い
そして天文学に思いを巡らせながら吸い込まれるように眠る
眠れないときはこのパターンが一番w
181 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:05:29 ID:Fw8av7Cd0
これ、前半の神とか神父の話とかは日本人のオレには冗長な印象を受けるんだけど
後半の犯人探しの段になるとテンポが良くなって一気に読めてしまう。
エンターテイメント性も充分なので、読者を広範囲に獲得できたんだろうね。
高校のときに読んだが、あれは当時の社会情勢とキリスト教への理解が少しないと難しいかもしれない
基本的にはロシアにいる様々な人物にたいして批判や更生を願って書かれたり、社会批判とかも書かれてる
キリスト教に熱心している三男は、キリスト教の根本的な欠陥や自身のコンプレックスと戦い
次男は、無神論者としての立場の苦悩を、弟として三男を愛する姿は敬愛できる
長男は、ありふれた馬鹿野郎を見事にかかれている
登場人物が驚くほど多いが、こういった生き方みたいなものが見事に描かれてる
他にも面白い場面が多い、一巻(新潮)でいうと言わずとしれた大審問官だし
二巻だとゾシマ長老? のとある場面
三巻には、裁判でのやりとりと壮大な希望あるラスト
読み終わった時にはカラマーゾフ万歳と叫んでました
万人にはお勧めできるものではないかもしれないが、こういうのがすきそうな人は試してみると良い
ドストエフスキーの小説はどれも人物紹介から入ることも多いし、初めがキツイ
一巻を乗り越えたら、最後までいけると思うんだぜ
誰か早くスタヴローギンの告白の2枚目発見しろよ。
184 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:06:18 ID:exoaJEKX0
若い人間は古典を読んだ方が良いぜ。
俺の今の上司は古典なんて全く読んでない人種のようで、
インテリぶってるが、中身が詰まってないような印象を受ける。
>>135 ヴィトゲンシュタイン読んでると変なヤツなのかwww
俺涙目
186 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:08:51 ID:exA75n/O0
新しい本読んでがっかりするたびに
こんなことならカラマーゾフを読み直した方が
よかったと思うんだよな。
小説評価の基準になってる。
187 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:10:20 ID:UfyXwc6Q0
つか原文読まなきゃいくら翻訳された物読んでも意味無いと思うんだが、、、
>>24 「美化しすぎだけどな」
そういう謙虚なところも彼が日本人に痺れたところでしょう
189 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:12:27 ID:MK9vaqRVO
新訳でも旧約でもいいから蔡東藩の通俗演義訳してよ。
いやその前に二十四史全部訳してよ。
190 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:12:34 ID:3DH/psv60
1巻20万部は
ないだろ
192 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:13:17 ID:MjP+efRG0
ラスコリニコフおバカちゃんだなぁなんて思いながら
今 岩波の罪と罰よんですが中で停滞中
162解説参考になります
罪と罰終わったら悪霊読んでみようかな
193 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:13:38 ID:G3diV9k00
なんとなくコードギアスっぽい
>>192 ラスコリーニコフの悪いことバレそうなドキドキ感は異常
195 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:17:01 ID:s46bPA0g0
>>187 別に小説なんて娯楽の域を越えるものではないし、
意味なんて端からないんだから、何でもいいだろ
196 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:19:18 ID:sMY/LzRz0
100万部はすごい。
トルストイは読んでた。
197 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:19:25 ID:gkrPNHzl0
>>187 そのロジックを貫くなら、そもそもネイティブでなければ
意味がない、ということになる。
では、意味とはなんぞや、だよw
地下室の手記で主人公が売春婦を罵倒する場面がお気に入りです。
おまえらにそっくなんですよこの主人公。
199 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:22:58 ID:lGZzWezi0
>>187 数式は人類共通語だから誰でも理解出来る
小説は時代や地域という背景があるから別の意味で楽しめる
>>10 そうでもないと思うよ。流石にロシア語出来る人は少ないから。
201 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:25:25 ID:L7O1dqb50
マルクス、レーニン本もわかりやすく出してほしい
202 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:25:41 ID:CkcjofezO
ロシアの作家は前置き長いと思うんだ風景描写やら何やら
203 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:27:33 ID:6OZALv2N0
新訳にするより、アニメ化したほうが若年層に影響力あるだろ
設定も幼女中心の物語で描けば・・・・
>175
そ、そうなのか・・・
>185
論考読んだオレも涙目wwww
あ、勿論原典じゃないお?
>>156 古典として残っている物の価値というか、凄いのはそれ以前に小説表現になかった手法が
そこで始めて現れていたりする。そういう価値が有るので、古典は古典として読まないと駄目
という部分は有るかも知れない。出た始めはまだまだ荒削りだから。
逆に言うと、古典でまだ稚拙だった手法を引用して、カラマーゾフだってこの程度だったんだから、
現代作家の俺が適当な小説書いても許せ、とか言う奴は馬鹿だと思う。
現代で、ライト兄弟の飛行機に乗って海外旅行したいと思う奴が存在するであろうか?
それが人類英知なんだよね。
文系は頭が悪いので、カラマーゾフやシェークスピアを規範としてししまったりして、純文学だ
とか叫ぶ。それは本当に頭が悪いことだ。歴史に学ぶことは大切なんだけど、人類の文化的進化を
否定してしまうことになるから。
亀田に見えた
疲れてるのかな・・・
208 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:50:25 ID:gwF1N47P0
難しいお話読んでる奴より
東野圭吾とか伊坂幸太郎とかの軽いエンタメ小説読んでる奴のが読書量多くて読解力もあったりするけどな。
209 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:55:29 ID:wX5bahsd0
「今すべての人はできるだけ自分を切り放そうと努め、自分自身の中に生の充実を味わおうと欲しています。
ところで、彼らのあらゆる努力の結果はどうかというと、生の充実どころか、まるで自殺にひとしい状態が
おそうて来るのです。なぜと言うに、彼らは自分の本質を十分にきわめようとして、かえって極度な孤独に
おちいっているからです。現代の人はすべて個々の分子に分かれてしまって、だれもかれも自分の穴の中に
隠れています。だれもかれもお互いに遠く隔てて、姿を隠しあっています。持ち物をかくしあっています。
そして、けっきょく、自分で自分を他人から切りはなし、自分で自分から他人を切りはなすのがおちです。
ひとりひそかに富をたくわえながら、おれは今こんなに強くなった、こんなに物質上の保証を得たなどと考
えていますが、富をたくわえればたくわえるほど、自殺的無力に沈んでゆくことには、愚かにも気づかない
でいるのです。なぜと言うに、われひとりをたのむことになれて、一個の分子として全を離れ、他の扶助も
人間も人類も、何ものも信じないように、おのれの心に教えこんで、ただただおのれの金やおのれの獲得し
た権利を失いはせぬかと、戦々兢々としているからです。真の生活の保障は決して個々の人間の努力でなく、
人類全体の結合に存するものですが、今どこの国でも人間の理性はこの事実を一笑に付して、理解しまいと
する傾向を示しています。しかし、この恐ろしい孤独もそのうちに終わりを告げて、すべての人が互いに乖
離(かいり)するということが、いかに不自然であるかを理解する、そういった時期が必ず到来するに相違あ
りません。そういった時代風潮が生じて、人々はいかに長いあいだ闇の中にすわったまま、光を見ずにいた
かを思って、一驚を喫(きっ)するに相違ありません。 ―以下、略― 」
(米川正夫訳。『カラマーゾフの兄弟』のゾシマ長老の言葉。第6編の(D)。新潮文庫の中巻のp80。)
210 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 13:56:26 ID:RQ2Tp8fS0
ていうか思想への理解やストーリーの面白さで「読んでる」と思ってる人が多すぎなんだよな。
または第三者目線で登場人物への感情を「共感」と勘違いしてるか。
小説ってのは読者が作中人物に成りきり、共に泣き、共に怒り、共に喜んで「読んでる」ってことになるのに
211 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 14:00:00 ID:gwF1N47P0
>>210 それはお前の読み方であって万人がそうである必要は全くない
>205
一段落だけ全力で読んで力尽きた
おまいら、後は頼むぞ・・・
100万部も出てるのか。そりゃすごいや
今になって読む気はしないけどな
古典は面白いんだけど当然訳した時期も古かったりするんで、どうしても読みづらくなってるのが多いんだよな。
新約で読みやすさが緩和されてるなら読んで見たい気もする。
ドスト「ピアノをお弾きになるのですか。ぜひ聞かせてください」
10分後
ドスト「あなた、下手ですね」
鬼畜であった
お前らたまには文学板のドストエフスキースレに遊びに来てくれよ。
>>214 光文社の新約はそれねらって出してるみたいよ
そんな板があることを知らなかった。
>>206 その考えはさすがに荒唐無稽すぎる
小説は手法のみで構成されているわけじゃないから
>>210 サマセット・モームは作中人物に感情移入する読み方は最低の読み方だ
みたいなこと言ってたな
トルストイの作品で、これを読んでおけってのがあったら
教えてくれ
222 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 16:38:52 ID:gwF1N47P0
敢えて読むほどのもんはない
223 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 17:13:31 ID:IjuDa2OF0
トルストイの『人生論』は結構読む価値あると思うぞ。
痛みについての考察が面白かった。
カメダーゾクの兄弟
ロシア文学は名前がめんどくさいから
太郎とか花子にしてくれ
タロウ
タリョーシカ
タリョーシャ
タレクセイ
以下色々なバリエーションが出るだけ
>>226 あとは父親の名前からヨシオビッチとかが出る
228 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 17:43:24 ID:vqAqhYM60
新潮文庫のを普通に読めたけどな
あれが難しくて読めないって人は相当オツムが弱いと思う
229 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 17:44:07 ID:09227s5o0
翻訳物はピンキリだからなぁ
星の王子様みたいにDQN作家が大量参入してワケワカメになってるのもあるし
ソラリスとロリータは新訳のほうが難解だけど読みやすいな
230 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 17:46:47 ID:On8Ns6IY0
原文読まずに翻訳だけ読んで解った気になってる人ってなんか滑稽
>>175 現代英語とシェイクスピア時代の英語が同じだと思っているのか。
現代日本人が西鶴や近松を原文で読むようなものだw
233 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 17:51:30 ID:pDZYYkHf0
罪と罰しか読んでないが・・・あれって面白い??
当時のロシアだったら面白いテーマだったのかもしれんが。
234 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 17:52:28 ID:rbUAPLCP0
おまいら、ドストエフスキーの前にショーロホフの「静かなドン」を読まずして
人生を語るな。
>>230 それはソースコードを読まないでアプリを使うのが滑稽だと言っているのと同じだよ
237 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 17:56:30 ID:BDHW3Xsx0
巻末の解説みたいの読んで読書感想文書いて受賞しまくってた
マンガなら全部読むけど本たりーんだよw
238 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 17:56:45 ID:On8Ns6IY0
小説とプログラムを同一視する人ってどんな感性してるのかしら
>235のカキコに対してそんなレスしかできないなら、それは残念な感性だよ
241 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 17:58:57 ID:qlvjLU+wO
読んだな
キリスト教に詳しくない俺には、面白い推理小説だった
>>235 洋画は吹替えでなく字幕で見ないと本当のニュアンスは掴めないよ、ってのと同じ意味じゃない?
滑稽という言い方はどうかと思うけど…。
Братья Карамазовы
>>238 <dt>238 :<font color=green><b>名無しさん@九周年</b></font>:2008/09/13(土) 17:56:45 ID:On8Ns6IY0<dd>
小説とプログラムを同一視する人ってどんな感性してるのかしら <br><br>
245 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 18:08:28 ID:cqF436j50
ロシア文学ならショーロホフの静かなるドンがいいね
>>222 古典ってそんなもんだよね。
今ある思想とか物語のパターンの元ネタは、これだったのかー、
という発見がある程度。
過度に期待するとスカ食らう。
247 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 18:55:31 ID:ZH0S2K6b0
光文社古典新訳文庫は頑張ってると思う
いつまでたっても腐ったような古い訳のままで出す出版社は爪の垢を煎じて飲め
248 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 19:35:28 ID:z4fwqfON0
スラブにはな、感情移入はできないぞ
249 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 20:20:36 ID:mHcKw/990
別に内容が役に立つとかそういうことはほとんどない
だってそもそも宗教ありきの話だから現代の日本人が読んで
これはなんだろうな、セリフ回しとか感情的な場面とかを楽しむものなんだよ
フョードルが「ほれ、みなわしが帰ったものと思っているがほらこの通り!」
って戻って来てミウーソフがブチ切れするとことか、
スネギリョフがカテリーナの200ルーブリであれこれ想像を何ページもずーっと続けたのに最後に投げ捨ててしまうとことか
最後の場面の美しさは全部読まないとわからないな
これだけの登場人物とそれぞれのドラマを描ききった最後が
これができる奴はドストエフスキーの他にだれかいるか?
現代の作家で誰かいたら教えてくれ
あと罪罰で「ポチーンコフ」ってのが出て来たなw
こういうところも面白い
250 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 20:24:51 ID:mHcKw/990
>>247 同意するが、俺は米川訳のほうが好きだw
なんだろうな、新しい文体にすると時代の持つ泥臭い雰囲気が壊れるんだよな
まあ泥臭さを残すように亀山訳はがんばってると思うけど
251 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 20:32:32 ID:vqAqhYM60
鴎外どころか漱石すら読めない馬鹿が増えてるらしいからな
こんな訳も必要なんだろう
252 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 20:41:28 ID:z5Ba2yhZO
光文社のカラマーゾフは読みやすい
253 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 20:42:53 ID:6jPf25UX0
古典って言っても漫画読んでるのと変らん。
>>221 アンナ・カレーニナの新訳がもうすぐ出るだろ。
255 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 20:44:48 ID:5eGcWGsl0
西洋の近代文学読むとき、キリスト教の基盤が欠かせないが
ドストエフスキーでもトルストイでも日本の研究者はわざと?思うほどキリスト教を避けて通ってる。
「アンナ・カレーニナ」も不倫小説だと思ってる奴が多すぎ。
257 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 21:18:03 ID:BJNkLM5L0
なんか一部では誤訳がどうとかいう話も出てきてるけど…。
読み易いのはいいことだけど、原文がはたしてどうなのか?ある意味超訳になってんじゃないの?
258 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 21:22:10 ID:25FCXHxU0
ドスとエフ好きー
259 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 21:23:43 ID:0mqh3sk20
ロシアの小説は名前がややこしくてあかんわ。
260 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 21:41:43 ID:BriU34Zy0
「じゃ、あなたはお金持ちじゃない?」
「そう、金持ちじゃない」
「だったら私が働いて、あなたを助けるわ……」
少女はちらっと私を見て、赤くなり、目を伏せた。そして二、三歩寄って来たかと思うと、
とつぜん両手で私に抱きつき、私の胸に顔を押しつけた。私はぎょっとして少女を見つめた。
「私あなたが大好きよ……私、負けん気なんかじゃない」と少女は言った。
「きのう、私のこと負けん気だって言ったわね。ちがう、ちがうの……私そんなんじゃない
……あなたが大好きなの。私を可愛がってくれたのはあなただけ……」
『虐げられた人びと』
ドストエフスキー/小笠原豊樹訳/新潮文庫
261 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 21:43:05 ID:8TE64kuX0
まあ神経質な現代人はハンケチになっているだけでもそこで戸惑ったりするからな
時代に合わせて翻訳は別に悪くないと思うが
262 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 21:45:40 ID:i/Z9FAPhO
大衆化するとゴミばかりになるから迷惑
263 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 21:49:29 ID:Q5Og+/nCO
通勤快速多摩動物公園行きです
264 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 21:53:59 ID:G/a/MjN/0
推理モンと考えたら、「わらの女」の方がどんでん返しの詰み将棋みたくていいね。
新訳かぁ
宇宙の旅シリーズ全部読もうと思って4冊買ったんだけど、3作目だけ
翻訳家が違って、読む気失せたままなんだよな。3作目も1・2・4作目の人が
訳せば良かったのに(´・ω・`)ショボーン
267 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 21:59:53 ID:AC5e41bbO
最近は宣伝商法が流行ってるな
>>131 >>132 本当にそのとおり。
ただでさえ登場人物が多い上に、なんの断りもなしに名前の呼び方が変わる。
読者がロシア人でないと無茶苦茶混乱する。
天然の馬鹿と性悪な馬鹿とただの馬鹿と卑屈な馬鹿
つうかスルメジャコフ死んでるし、どう落とすつもりだったんだか
何時ものようにテーマで落とすつもりだったのかね〜
>>198 光浦靖子が面白いってテレビで言っていたから読んだ。
「この主人公は俺か?」というくらい面白かった。そして落ち込んだ。
>>268 そういうのはよんでるうちにわかる
正式な名には父称がつくから区別がつくし、愛称や軽蔑して呼ぶのにはパターンがあるから、たいていは文脈をおってたらだれかわかる
ロシア人にしか、といっても、ロシア人だってフランス語の台詞だりー、なんておもってそう
272 :
名無しさん@九周年:2008/09/13(土) 22:12:58 ID:exoaJEKX0
ところで、スメルジャコフとイヴァンは
二個一と考えて本当に良いんだよな?
カラマーゾフってなんだか読む気がしない
白雉とか罪と罰とかは、すんなり読めるのに
カラマーゾフときたら…
まぁ読後のモヤモヤ感が凄まじいよな
兎に角、放り投げっ放しだし、作家は未完で死んじゃ駄目だな
どんな糞な作品でも未完よりはスッキリする
世の中には三種類の人間がいる。
カラマーゾフの兄弟を読了した人間、これから読もうと思っている人間、
未来永劫手に取ろうとしない人間だ。
こういう著者が昔の人の場合って印税はどうなってるの?
遺族に行くわけ?それとも出版社が独り占め?
著作権は著者の死後50年で切れる。
欧州は70年だっけ?
>>206 文系理系を対立的に分けて語りたがる奴が頭いいとは思えないけどな。
集英社よ、江川卓訳を文庫で出せ
281 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 02:21:12 ID:ruFEESRH0
>>208 あっそ。読書家ぶりたい奴が読んでるイメージがあるが。
282 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 02:27:24 ID:cd2xD4Hd0
ドストエフスキーの小説の欝度ってすげーよな
283 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 02:40:07 ID:tIADvBcjO
>>7 馬鹿だろお前
昔、えなりかずきが嬉しそうに、ドストエフスキー、ドストエフスキー言ってたの思いだした
蟹工船がドラマCDになる世の中w
285 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 02:43:44 ID:JzYOaC5U0
江川卓の「罪と罰」はだめだが、「カラマーゾフ」は秀逸だよ。
集英社の単行本だが、古本屋で一冊100円ほどで売ってる。
10代で読んでいないと恥ずかしい必読書
プラトン『国家』 アリストテレス『ニコマコス倫理学』 ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』
ヘーゲル『精神現象学』 デカルト『省察』 パスカル『パンセ』 ライプニッツ『単子論』
カント『純粋理性批判』 キェルケゴール『死に至る病』 バーク『フランス革命の省察』
ジェイムズ『宗教的経験の諸相』 ニーチェ『道徳の系譜』 ベーコン『ノヴム・オルガヌム』
フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』 メルロ=ポンティ『知覚の現象学』
ハイデッガー『存在と時間』 アーレント『精神の生活』 ヨナス『責任という原理』
サルトル『存在と無』 ベルグソン『時間と自由』 レヴィナス『全体性と無限』
フロイト『快感原則の彼岸』 ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』
フォーダー『精神のモジュール形式』 ヤスパース『精神病理学総論』 エレンベルガー『無意識の発見』
ラカン『精神分析の四基本概念』 フーコー『言葉と物』 ソシュール『一般言語学講義』
ヴェイユ『重力と恩寵』 ディルタイ『精神科学序説』 ブーバー『我と汝・対話』 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』
ミンスキー『心の社会』 ライル『心の概念』 バタイユ『エロティシズム』 アガンベン『ホモ・サケル』
ラッセル『西洋哲学史』
287 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 02:55:04 ID:zkimpcvc0
>>232 小栗判官とかの説教節は、常用漢字と句読点を
適宜入れたやつなら江戸時代のでも超普通に読めたけど、
英語やロシア語だと漢字熟語から把握みたいな方法が
ないからその分大変だろうな
289 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 03:01:39 ID:l2m6axrmO
チェーホフのほうが好き
292 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 03:56:24 ID:384VerUG0
ほう
293 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 04:03:05 ID:/5oef6dmO
誰の訳でもいいから、さっさと青空文庫から出て欲しい
今読んでる最中だけど話がどんどん横道にそれていって、
その横道の話がまた面白くて続いていって、というのが面白いな。
しかし登場人物がみんなしゃべりまくってるな。
295 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 04:10:07 ID:MEqq8gSdO
スーパーマリオの兄弟
>>37 トルストイは小説家としては一枚上手だから仕方ない。
つーか、本が分厚いから読む気にならない。メルマガで送ってくれよ。多分3年後には
読んだことになってるはず。
298 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 04:52:53 ID:8ms3bSJM0
悪いがロシアものはすべて性に合わない。
文学はもちろん、ロシアの音楽も歯が浮いてきて聞いてられない。
チャイコフスキーなんかどこがいいのかさっぱりわからん。
ムソルグスキーは「ヴィドロ」の謎が解明されてショックを受けたが、
それ以外はつまらん。
ロシア料理もごてごてしててエサみたいだし、ロシアの酒、政治&政治家、
自然の風景、気候、ロシア人、すべて気に入らん。だが、アンナ・パブロワは
可愛い。
299 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 06:20:53 ID:srgb2u5U0
聞いたことはあるが、読む気がしないベスト3
1.カラマーゾフの兄弟
2.アンナ・カレーニナ
3.ロリータ
300 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 06:22:53 ID:Tnpz1Mdt0
>>5 人類文学史の最高到達点は『恋空』と『電車男』だろ常識的に考えて
301 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 06:24:33 ID:ZKmVZxv80
猛烈に面白くないと聞いたことはある
ドストエフスキーブームって二回目?
前にも罪と罰とかまた売れてるって言ってなかったっけ?
日本軍が中国人の赤子を放り投げてサーベルで突き殺していた
とか云う話の元ネタって・・・w
304 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 06:31:00 ID:G8ZCsHwhO
マルクス「経済はともかく文化の面ではギリシャの到達点に人類は再び達することはない、
でも露文は別」
>>268 いや厨の頃読んだときはそれが面白かったもんだが…
アレクセイの愛称がアリョーシャだのアリョーシェシカだのアリョーシュカだったり
そこにぐっときたもんだ
でも確かに成人後に読むとかなりたるいかも
306 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 06:32:10 ID:1O7mkK8rO
団塊世代が定年退職してヒマになったから、昔を懐かしんで
ドストエフスキーを読み直しているだけなんじゃないかと思う。
少なくとも、俺の両親はそんな感じ。
307 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 06:33:23 ID:iNxkldf10
なんか最近はやっててウザイな。
俺は聖書も旧訳しか認めないからな。
308 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 06:35:50 ID:XS2z5ByDO
いかん…メラゾーマに見えた
クラブ帰りのオールなんで疲れてんな…
俺。
ne-yo万歳
309 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 06:41:47 ID:/GibPRKPO
あらまぁ!ゾフィーの兄弟
310 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 06:47:17 ID:bSdO9pCc0
>>27 「カラマーゾフの兄弟」は、推理物としても読める・・・はず。 たぶん。
311 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 06:51:39 ID:Tnpz1Mdt0
『カラマーゾフの兄弟』って俺の親父の本棚のいちばん上に
俺が生まれた時からずーーーーっと置いてある(30年近く)
誰一人手を触れようとしない。謎の本。
そのすぐ下の棚にはimidas1990年版が置いてある
何の役にも立たないゴミだが
312 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 06:59:22 ID:jfxhKGUf0
この小説は未完成
豆知識
結構面白いけどな。食わず嫌いじゃね?
家系図をメモって、脇に置いて読むんだよ。
314 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:08:45 ID:4qQu06oMO
ええいっ、エミール=ゾラ「ルーゴン・マッカール叢書」の完全版新訳はまだか!?
>>299 ロリータは期待してるとがっかりな作品。
TVの金田一耕介シリーズでさえ血縁関係に混乱する俺には向いてないな。ジャンプでも読んどくわ
317 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:10:54 ID:pe4N8lbqO
白雉は面白かった
カラマーゾフやっぱ読んだほうがいいのかな
読めと言われるともうなんか読む気にならん
319 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:14:16 ID:bmbhEEVv0
オマエラ
クジライルカいう毛唐の頭わかんねーんだろ?
じゃよんどき。
キリスト教徒つうもんがよーわかる。
320 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:15:09 ID:VxIb7N1D0
321 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:15:39 ID:4qQu06oMO
>>314 自己レス
アマゾンで調べたら発刊されてやがった♪
早速全巻購入するぜ!
322 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:16:26 ID:xbPyh2Oa0
谷川流による続編キボンヌ
323 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:17:43 ID:bmbhEEVv0
大審問官さえよめばいいさ。
降臨したキリストに、キリストと知っててえらい坊さんが因縁つけてくる話なんだけどね
324 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:20:29 ID:hBXRMjEt0
プラトン(笑) アリストテレス(笑) ショーペンハウアー(笑)
ヘーゲル(笑) デカルト(笑) パスカル(笑) ライプニッツ(笑)
カント(笑) キェルケゴール(笑) バーク(笑)
ジェイムズ(笑) ニーチェ(笑) ベーコン(笑)
フッサール(笑) メルロ=ポンティ(笑)
ハイデッガー(笑) アーレント(笑) ヨナス(笑)
サルトル(笑) ベルグソン(笑) レヴィナス(笑)
フロイト(笑) ドゥルーズ=ガタリ(笑)
フォーダー(笑) ヤスパース(笑) エレンベルガー(笑)
ラカン(笑) フーコー(笑) ソシュール(笑)
ヴェイユ(笑) ディルタイ(笑) ブーバー(笑) ウィトゲンシュタイン(笑)
ミンスキー(笑) ライル(笑) バタイユ(笑) アガンベン(笑)
ラッセル(笑)
325 :
やるぽ ◆Lck3x2OY72 :2008/09/14(日) 07:22:02 ID:b3C17Rey0
ブラック・ジャックも読んだことない奴が
ドストエフスキーを語るな
326 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:22:37 ID:bmbhEEVv0
327 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:25:07 ID:hBXRMjEt0
低学歴ほど「大審問官」と言いたがる
328 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:25:17 ID:pe4N8lbqO
>>326 そういや最近文庫本てクソ高いよな
創元推理久しぶりに買ったら1200円くらいしやがったぞ
ふざけんな
時かけや人間失格みたいに全部オタ受けする表紙にして出し直せばいいんじゃね?
330 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:26:55 ID:bmbhEEVv0
>>328 単価あげれば儲かるからな。古本屋でいいけどね。
>>327 ま、よんでごらん?高学歴さん。
モームブームはまだこないね、おかしいな
332 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:29:14 ID:qV9hEScK0
こないだ山手線チャレンジングクイズでこれ答えた
罪と罰、悪霊、カラマーゾフの兄弟、地下室の手記を
高校のときに読んだが、今では殆ど覚えていねぇなぁ
あんまり面白く感じなかったからな。亀山バージョンも読んでみるか
夏目漱石とかは覚えてるけど
334 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:30:06 ID:E8AN8sRIO
三男の彼女が14才
魅惑のやりまんビッチが22才
昔の小説は女の年齢が若いな
335 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:31:15 ID:hBXRMjEt0
>>330 よう低学歴ww
あれは厨受けしやすい場所だからなw
336 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:31:46 ID:WXDtrma90
>>328 キミみたいに2ちゃんばかり見て本を買わない人が増えたからだよね、たぶん。
長過ぎて読むき起きね
338 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:33:10 ID:bmbhEEVv0
>あれは厨受けしやすい場所だからなw
そこまで臆病になる必要もないと思うがね。
339 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:33:17 ID:MqqXJtOh0
小難しい本よりこのミスとかにのるような本のがよっぽど面白いよな。
カラマーゾフの兄弟と言えば山手線チャレンジングクイズだな
341 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:34:59 ID:vK9IgTkM0
戦争と平和と比べたら短ひ
カラマ大好き
あの昼ドラくささがたまんねえ
343 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:38:49 ID:hBXRMjEt0
>>338 低学歴と本当のこと言われたからって、そう怒るなよw
落ち着いて本読め
344 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:39:48 ID:eRwvAJqa0
白夜がいい白夜あと地下室は引きこもりの俺にはたまんねー
345 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:41:19 ID:JKGrvkSs0
退屈で途中でやめたな、新訳版はどうかしらないけど
トルストイの戦争と平和は面白かったな
短時間で読まないと人名覚えてられないのが大変だが
毎日起きてる間読み続けて1週間かかったがニートなら無問題だしな
★売れ筋ランキング
第1位 夏目漱石の『こころ』
第2位 太宰治の『人間失格』
第3位 ヘミングウェイの『老人と海』
第4位 武者小路実篤『友情』(昭和22年刊)
第5位 カミュ『異邦人』(昭和38年刊刊)
第6位 夏目漱石『坊ちゃん』(昭和25年刊)
第7位 島崎藤村『破戒』(昭和29年刊)
第8位 サガン『悲しみよ こんにちは』(昭和30年刊)
第9位 川端康成『雪国』(昭和22年刊)
第10位 太宰治『斜陽』(昭和25年刊)
第11位 三島由紀夫『潮騒』
第12位 川端康成『伊豆の踊り子』
第13位 三島由紀夫『金閣寺』
第14位 三浦綾子『塩狩峠』
第15位 カフカ『変身』
第16位 ヘッセ『車輪の下』
第17位 井伏鱒二『黒い雨』
第18位 松本清張『点と線』
第19位 井上靖『あすなろ物語』
第20位 夏目漱石『三四郎』
第21位 高村光太郎『智恵子抄』
第22位 モンゴメリ『赤毛のアン』
第23位 芥川龍之介『羅生門・鼻』
第24位 竹山道雄『ビルマの竪琴』
第25位 伊藤左千夫『野菊の墓』
第26位 三島由紀夫『仮面の告白』
第27位 芥川龍之介『蜘蛛の糸・杜子春』
第28位 谷崎潤一郎『痴人の愛』
第29位 夏目漱石『それから』
第30位 夏目漱石『草枕』
347 :
こんぺいとう ◆dCIZr0pVww :2008/09/14(日) 07:45:50 ID:yNtzE9yoO
傑作であると言われ、そこに力点を置いて読んだのできつかったな
左翼が好きそうな大きな物語は日本の一般人に合わないと思ってたが
真似をして日本人が書いても看板倒れに終わることが多いし
マハーバーラタ&ラーマーヤナも是非読んでくれ
カラマーゾフの兄弟は厨房の頃読破したよ。
でもその後、ウゴウゴルーガの10秒で解る世界名作劇場みたいなコーナーでカラマーゾフやっててさあ
これが本当に解るんだよね。
俺の数日間はなんだったんだろうって、とても虚しくなった。
350 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:48:00 ID:E8AN8sRIO
長くて読むのが面倒くさいと思ったら、帯とか人物紹介とか読むんだ。
あらすじめいたものとオチが書いてあったりするから、本屋で立ち読みするといい。
351 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:53:12 ID:ffL1xJTh0
「罪と罰」なら読んだことあるけど、なんか暗いというか重苦しいんだよな。
これもそんな感じか。
352 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 07:56:38 ID:DbaVOAI+0
353 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:00:11 ID:bmbhEEVv0
354 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:02:04 ID:zuQchq4C0
ゴーリキー・パーク
355 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:03:28 ID:cgdeqyAM0
>>349 なんて説明してたの?ウゴウゴルーガで。
356 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:03:58 ID:utMpHJ4V0
ドストエフスキー読むくらいなら、天童荒太の永遠の仔を読め。
間違いなく100年後も読み継がれる小説だぞ。
ゴウリキ ショーライ!
358 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:05:25 ID:DiDHyf6W0
罪と罰より面白いのは確か
まあこの作者で一番面白いのは賭博者だけどね
ドストエフスキーの作品は女性キャラの書き方が萌え系だから
現代でもとっつきやすいはず
カラマーゾフには最強ツンデレのリーズたんが出るし
賭博者のヒロインもコテコテのツンデレ。窮地で泣きながら強がる姿は必見
罪と罰は妹と薄幸系彼女が見所
359 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:06:55 ID:zuQchq4C0
360 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:07:49 ID:DiDHyf6W0
ドストエフスキーの女性観は
手塚や富野と同じようにさすが蠍座と思わせるものがある
ドストエフスキーは、ダメ人間の描き方が秀逸なんだよね。
ギャンブル狂とか、アル中とか。
さすが、本人もギャンブル狂だっただけはある。
362 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:13:54 ID:DiDHyf6W0
ダメ人間もいいが
スメルジャコフとかスヴィドリガイロフみたいな真性異常者の書き方もうまい
363 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:16:01 ID:0hDBanak0
>>362 著者本人がダメ人間のギャンブル中毒の真性異常者で大天才だから。
365 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:18:34 ID:Tnpz1Mdt0
>>358 罪と罰読むと風俗とか行きづらくならね?
この子なんか深い事情があるんじゃなかろうかとか
金に困って書棚の本を売るハメになったとき、最後まで手元に置いておきたい
米川訳の全集を愛読している俺には、どうも他の訳は受け入れがたい。
ドストエーフスキイが天才なのか、日本語にアレンジした米川が天才なのか
ロシア語がわからんとどうにも判断できないが。
367 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:22:27 ID:DiDHyf6W0
罪と罰の世話焼き系メイド
ナスターシヤたんの存在も忘れるべきではない
鬱々と引きこもってる主人公に
「また寝てるの?よくそんだけ寝られるわね、何か食べる?」とかたまらんハァハァ
>>358 最強ツンデレは悪霊のワルワーラ夫人なわけだが?
369 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:25:24 ID:DiDHyf6W0
>>368 アリョーシャに出したラブレターを真っ赤な顔で返して返してと
罵りながらせがむリーズたんに勝てる奴が居るとは思わん。
異論は認める。
そしてホフラコワ夫人は天然ボケ系未亡人のはしりだよね
370 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:32:49 ID:E8AN8sRIO
罪と罰…小学生のころに初めて読まされて一部意味がわからなかったお
ヒロインはなにしてるの???って
つーかラスコーリニコフが金貸しババァを斧でぬっころすところは子供心にショッキングだった
371 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:36:25 ID:G8ZCsHwhO
確かにドストに萌えを見出だすとかなんとか、そんな話しを聞いたことがあるな。
上下読んで感動したら、中があったでござる ってやつですね
岩波文庫の復刊スピードが遅すぎて困る。
版権切れた小説を高値で売る岩波はもっと金かけてスピードを上げろ。
あの文庫でどんだけ儲けてんだよ。
374 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:41:51 ID:05QngqdJO
罪と罰はクソつまんなくて上巻だけでやめた
おれの文学の才能の無さを感じる
モームとかグリーンとかゴールディングとかメルヴィルとかは読むと
人間て凄いなぁと思う。あと気違いなのに頭のキレる天才パスカルのパンセとか。
でもやっぱりバルザック最高や!
>>371 ∧_∧ ┌────────────
◯( ´∀` )◯ < 僕は、「白痴」のヴェーラたん!
\ / └────────────
_/ __ \_
(_/ \_)
イミダスナツカシス
うちにもあったw
379 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 08:58:53 ID:THkdIIVK0
亀山訳ありがたがってるやつアホか。
なんで優れた先行訳が3つもあるのに、後出しのくせに、
精度のがくんと落ちた駄訳をよろこんでんだ・・
亀山:こんな次第で、哀れな娘は慈善家から貧乏人の男に乗り換えたのである。
米川:哀れな少女は、ただ恩人を女から男に換えただけである。
原:哀れな少女は恩人を女から男に取りかえたのだった。
江川:こうして哀れな少女は、ただ恩人を女性から男性に取り替えただけのことになった。
亀山以外の3人は原文に非常に忠実な翻訳。
亀山は”女から”という部分がないのと、恩人を慈善家と意訳のような表現しているのと、
そして貧乏人という原文にはどこにもない語を付け足している。
翻訳でどうしても意味が通じにくいときは言葉を補うことはあるけれど、
亀山のこれは勝手な創作だろ?戸田奈津子とやってることかわんないじゃん。
中学生のときに読んだがすっかり内容を忘れてしまったw
ドストエフスキー結構読んだが、暗く重苦しくて読んでて疲れるという印象しか残ってないな。
381 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 09:25:36 ID:GX65nXJPO
イワン様と結婚したい
382 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 09:27:04 ID:smZxRo+90
自慢じゃないが小説を最後まで読み通したことは皆無。
カラマーゾフは荒木飛呂彦が漫画化すればもっと売れる
384 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 09:38:28 ID:m30LDHQV0
ロシア文学では、プーシキンやチェーホフは好きだが
ドストエフスキーは苦手。
>>280 人が死んでるんだぞ
無駄にするわけには行かないだろう
太蔵君も今回は与謝野先生を支持すると言ってくれている
今回の件でだいぶ政治ってもんがわかって来たんだろう
386 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 09:43:10 ID:i96WhgCA0
>>379 これは翻訳じゃないな
ドストが生きてたら訴えられるぞ
>>385 急にどうしたんだよw
しかもコピペってw
阿部サダオが撮影中死ぬかと思ったって記事開いたら
また「記憶をすぐ無くしちゃうひと」話だった。いつまで引きずってんだ邦画界は。
光文社は、いますぐバルザックの古典新訳を出してくれ
392 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 13:54:17 ID:q/w3UZWv0
ドストエフスキーなんか読んでる暇があったら、むしろ源氏物語とか枕草子とか徒然草
とか万葉集とかを読み直したい。外国の文学作品は、原語で読まないとわからない部分も
多いと思うのだが、日本語訳を読んでわかった気になりたくない。
たかが推理小説のホームズものだって、原語で読むと日本語訳ではわからない魅力を発見
することもあるんだし。
そういうわけで、英語しか読めない俺はロシアものはスルー。ドイツもは英訳で読むと吹き出す
ことがある。フランスものは暗いのばっかで鬱になるし(居酒屋とかつらかったなあー)、イタリア
ものはモンタネッリ以外は興味ない…あれは文学じゃなかったか。
393 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 13:57:35 ID:hBXRMjEt0
源氏物語や枕草子なんか読んでもなあ。
メロドラマみたなものだし、枕草子は女オタのエッセイだ
>>392 イタリアもの
エーコとかどうよ。あと中南米文学とか。
プーシキンの「贋百姓娘」は少女漫画みたいなラブコメだった
おまえらww
ドストエフスキーに萌え要素を発見するとは!
もうそれ系としか思えなくなりそうw
397 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 14:06:44 ID:rZevtXqYO
カフカが一番好きです
文学には狂気がないとつまらんね
ずっと前テレビで石田純一に女の口説き方を教わるみたいなのがあって、
光浦を口説いてみてみたいな流れになった。
石田「読書が好きなんだよね、ドフトエフスキーとか」
光浦「え、私も好きです。地下室の手記が一番好き」
石田「その話知らない」
光浦「・・・」
>>375 モームを真っ先に挙げてくれてうれしかったよ
>>220 モームなら、その後に「〜が、特定の人物について感情移入した書き方はさらに最低だ」と続けそう
物書きになりたいなら人間観察が最も大事だと繰り返し言ってるからね
宗教に浸かった経験がないと共感得られないと思うわ
宗教アレルギーにもモームはおすすめ!
いまどきの日本人にぴったりだと思うんだが、なんでブームこないのかなあ
403 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 15:15:45 ID:0hDBanak0
カラマーゾフの兄弟で、奔放な女がお堅いアリョーシャの膝に乗る場面がある。
ガキの頃に読んだとしたら、えらく興奮しただろうなぁ。
俺は「青い麦」のラストで抜いた。
404 :
:2008/09/14(日) 15:29:28 ID:16ySeDW60
カーマスートラと聞いて…。
趣味でたまに素人翻訳やってるけど、ほんと翻訳って難しいわ。
407 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 16:12:33 ID:5bJxT9Bg0
ドストエフスキーとマルキ・ド・サドは本物の天才
408 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 16:41:35 ID:riIPl3fP0
ドスとエフスキーの合作なんだよな、これ。
409 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 17:53:36 ID:y6kPjRfJ0
ドストエフスキーの小説はロリ系ネタ満載だよw
罪と罰のスヴィドリガイロフは根っからの少女好きで
膝の上に乗っけていろいろ弄って楽しんでるという自慢
話を延々とやってラスコーリニコフを激怒させてるし、
悪霊のスタヴローギンは少女をいたぶった挙句、自殺に
追い込んでる。
アキバ系はドストエフスキーを読むべしw
410 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 17:56:21 ID:utMpHJ4V0
そもそもドストエフスキー自身に少女強姦疑惑があるのは有名な話。
よくよく業の深い男だ。
411 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 17:59:51 ID:jmjMlJeX0
412 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 18:30:16 ID:5AJxxJWX0
村上春樹がオススメしてた本だっけ?
413 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 18:32:02 ID:zMYpUGgH0
罪と罰で懲りた
愛称と名前が多すぎる
414 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 18:36:41 ID:uwtLA+gY0
ロシア文学の長編は読めれません
どうしたら読めるようになれるでしょう
415 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 18:40:28 ID:cd/TnRxj0
ドストエフスキーは1ページで済むようなことを10ページ位かけて書いてるような印象
トルストイの方が読みやすいわ
416 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 18:42:06 ID:veVusszj0
417 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 18:43:29 ID:Tnpz1Mdt0
フセイン元大統領がイラク戦争後逃亡中に持っていた本がコーランと
『罪と罰』のアラビア語版だったそうな
418 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 18:45:12 ID:jKX8vJSR0
>>409 ほ・・・本当かそれ
なんだか俄然ロシア文学に興味が湧いてきましたよ
ロシア文学はもっさりでどうも苦手
東欧SFは好きなんだがなあ
420 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 18:46:45 ID:kx7paoDG0
カラマーゾフの兄弟は一回よんだ。
内容完全に忘れたがおもしろかったような気がする。
これってひどい誤訳で有名になってるやつ?
422 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 18:48:15 ID:8PCIGAQrO
>>413 ロシア人の名前は「名・父称・姓」で、"名+父称"は日本語でいうところの"(姓)さん"、
"名の省略形"は"(名)くん/ちゃん・呼び捨て"みたいなニュアンスになる。
例えば、アレクサンドル・イヴァノビッチ・カシヤーノフという名前があったら、
「ここに来てもらいたいんですよ、アレクサンドル・イヴァノビッチ!」であれば
「〜もらいたいんですよ、カシヤーノフさん!」って訳し方になる。
423 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 18:50:08 ID:gHq1CghV0
>>409 ここまでにリーザタソ萌えが誰もいなくてさみしいゆ(´・ω・`)
424 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 18:53:50 ID:k3V7wqa+0
とりあえず、表紙が硬い本は電車の中で読みにくいからやめてくれ。
>>421 > これってひどい誤訳で有名になってるやつ?
それはたぶん、新訳文庫の「赤と黒」じゃないかな
>>424 ハードカバーは電車の中で読む本じゃ無いよ
427 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 19:05:55 ID:zyGKFXHa0
新潮のにチャレンジして30ページぐらいで止めた。
光文社どうせならノベルズで出せよ。
>>415 トルストイは何回も清書するから。
ドストは書きなぐりでろくに推敲もしない。
一言でロシア文学といっても19世紀のロシア文学は突然変異だから。
完全に別枠。
学生時代に読んだけど内容を何一つ憶えてないや
>>425 あ、そうだ、スタンダールのやつ
ありがと
431 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 20:48:45 ID:Vo8FDoio0
学生の頃読んだが、面白くなかったな
とりあえず読んでみようと、無理やり読破したけど
全然覚えてねえな。やっぱり面白くないと頭に残らないな
>>428 たしかにドストが借金の返済と出版社との不利な契約のせいで
かなり短期間に長編を上梓せざるをえなかったことは事実だが
カラマーゾフの兄弟に限っては当てはまらないぞ
カラマーゾフの兄弟を執筆していた時期は過去の作品を自費出版
したのがヒットして唯一経済的に余裕があった時期だ
あと○○世紀っていう枠組みは嫌いだな
そう括ってしまえば日本でいえば夏目漱石も中野重治も阿部公房も
村上春樹も全て20世紀の日本文学になってしまう
こんな粗雑なカテゴリーはないよね
433 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 21:02:57 ID:bBcCoEBuO
不死なし→善行なし→全て許されて"いる"??
とか覚えている
>>432 カラマーゾフ兄弟も、たどたどしく衝動的で突発的な文章の構成は
以前と変わってないんで、書きなぐり癖は相変らず治ってないことが
よくわかる。
19世紀のロシア文学が全く特殊であって突然変異なのはこれはもう常識。
イワン・カラマーゾフは俺の嫁
436 :
名無しさん@九周年:2008/09/14(日) 23:05:27 ID:ZroQmtUK0
「「「リーズ」」」がドストエフスキーにとっての
初恋の女性の名前である事象は、
亀山さんによる世紀の 大・発・見!!
437 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 01:59:28 ID:fmvB7tXuO
『悪霊』、『未成年』の翻訳まだー?
438 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 02:44:49 ID:HptfMb2jO
ツルゲーネフの『はつ恋』は短いけど面白いぞ。
ヒロインのジナイーダがラノベ並に萌えるんだよなあハアハア
439 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 02:50:02 ID:LmUSoqT9O
純粋だった頃を思い出して純文学なんてもう読めない
あると思います
チェーホフはスルーなのか?
ここからも、何か出して欲しいよね…短篇選集とか
441 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 17:19:30 ID:ada5kFh00
>>286 三十路だけど、まだ半分ぐらいしか読んでないな。図書館いってくる。
442 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 17:22:45 ID:aFIFZMRt0
>>441 半分はただの現代思想被れ、ボストモダン被れなんで捨ててもいい。
443 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 17:45:25 ID:MjdadhNF0
リーズ>>>>(越えられない壁)>>カーチャ=グルーシェニカ
異論は認める
444 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 17:47:58 ID:/PVbIr0Y0
ウルトラ六兄弟とどっちが面白いですか?
文学とか映画とか時代遅れなんだよ。
古くさくて難しいものなんて読む必要無し。
小説も娯楽だからね
楽しめりゃいいのよ
447 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 19:01:45 ID:tskmOJbu0
|\ /|
| `ー──一 ' |
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/ (●) (●) ヽ
l `⌒(・・)⌒´ l
| ),r=‐、( ;;;|
ヽ;;,, ⌒ ,,,,;;;:ノ
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(_、人 !
ソ ,;ノ* ,,;ノ
ヽ く ヽ く ミ●
'ー'' 'ー'' ● ● ●● ●●
448 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 19:27:32 ID:w7Z1Irvi0
>>392 カラマーゾフはロシア版源氏物語であり、源氏物語の続編でもある。
もちろん光源氏=フョードルな。
449 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 19:50:05 ID:JWAhWxW70
どうしてもカラマーゾフの亀って頭の中で言ってしまう。
450 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 20:32:27 ID:zBhHWu2O0
滑稽になる危険の回避、まぁク○食わされた子どもとかの逸話も含まれており、
回避されるものとしてではなく、克服されるものとしての
「人間性」の深淵が描かれているw
小説はゴラクだから、ゴヤクも歓迎ってか
452 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 20:41:00 ID:fbpbNPyHO
カラマーゾフ(新潮文庫)
罪と罰を読んだ感想が
ラスコリーニコフはキライだし
(不要な存在として消されそうだ
同じ理由でシャアもイヤだが…)
カミサマなんて信じられない
ソーニャにも救われない
な自分には
わりとおもしろかった
萌え・ミステリ・昼メロ要素もありだし
ダメな人のダメっぷりとか、
ロージャの欝っぷりとか、
反対にソーニャやアリョーシャみたいな静かな魅力とか、
ある意味完成されてるようで、
別に古さは感じなかった
453 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 20:44:26 ID:Nd8JdW08O
454 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 20:46:28 ID:OSujijQ0O
さてブックオフに大量に出回るのはいつかな
455 :
トョータ:2008/09/15(月) 21:27:25 ID:l0cZsEVf0
最強はカミュに決まってるだろ
456 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 22:15:54 ID:30s3fKGY0
小説なんてカラマーゾフの兄弟一冊読めば十分、と誰かが言ってたぞ。
小説は女子供の読み物で、男子が真剣に読むもんじゃない、ってさ。
457 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 22:17:32 ID:JkrbdiakO
俺たちエリート+民はすでに中学生のときに原文で読破してるしな
新約「巨人の星」花形がブームとな?
459 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 22:19:18 ID:tYNVs/pK0
書き込みしてるやつらが、ちゃんと登場人物の
名前をいえてるのを見て、本当に読んだのか
怪しい、と思うのは俺だけか?
俺は最後まで読んだが、長男、次男、三男、親父、
召使 としかおぼえてないし、まわりの読んだやつらも
同様だったw
460 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 22:22:25 ID:tYNVs/pK0
これ、いろんな漫画で
ぱくられてるよねwww
王道になりすぎて、ぱくりって
ほどじゃないが、
この小説読むと「ああ、あの漫画の元ねた
この小説だったのか」って
わかるよ
461 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 22:25:23 ID:Zaa9THTaO
亀田兄弟が本出したのかと思ったわ
死んでも買うか!とか口に出してしまった自分の青さが恥ずかしいorz
462 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 22:35:59 ID:Q33vUces0
夏休みに「カラマーゾフの兄弟」上下を一気に読んで感動したなあ
そのあと「カラマーゾフの兄弟」中を発見したのでまたびっくりした
ギタアを持てるスメルヂャコフ
464 :
名無しさん@九周年:2008/09/15(月) 23:48:28 ID:fbpbNPyHO
>>459 >>452のことなら
後半はドストさんについてで
二作品の人名が混じってる
わかりづらくて悪い
自分が読んだのは
1罪と罰(新潮文庫)
2カラマーゾフ(新潮文庫)
新訳は読んでない
罪と罰感想は
ラスコリーニコフはキライだし
カミサマなんて信じられない
ソーニャにも救われない
カラマーゾフ感想は
昔の訳でも十分読めた
わりとおもしろかった
二作品とも
人物やその状態のかきっぷりがすごく、
ある意味完成されてるなと思える程で、
今読んでも古さを感じない
わざわざうざいかもだが
自分でも解りづらいと思ってたもんで
これもフェリーニの映画とかと一緒で、他人に見といたほうがいいよって言いたくなる類なんじゃ?
言いたくなる人が好き好む部類ともいうかw
まあそんなこと言わない人の方が、他にもたくさんいい本読んでそうだけどね
466 :
名無しさん@九周年:2008/09/16(火) 00:39:50 ID:2IT5WORvO
俺、色々よんだが真面目に
ひぐらし>カニ光線>人間失格>>恋空w>カラマーゾフ>>>リアル鬼ごっこ だとおもってますw
『カラータイマーの兄弟』
469 :
名無しさん@九周年:2008/09/16(火) 17:36:33 ID:tpt+dKJ40
>>286 十代でこれだけ読んでいる奴は逆に気持ち悪いぞ。
そんな奴とは友達にはなりたくない。
むしろ木田元「現象学」、フロイト「精神分析入門」、ヤスパース「哲学入門」
あたりを読んで、あとはせいぜいサルトル「実存主義とはなにか」、「ソクラテスの弁明」
くらいでええんじゃないの?
もうちょい刺激の強いのが読みたい場合はフランクル「夜と霧」あたりかな。
西欧の近代哲学は、古代ギリシャの哲学家プラトンの作品集の「膨大な脚注」
らしいので、プラトンさえ読めば十分だよ。
華麗なる一族も、カラマーゾフの兄弟を一部モチーフにしてるよね
472 :
名無しさん@九周年:2008/09/16(火) 23:37:48 ID:OX/HVTJzO
元ネタとかモチーフって
他にどんなのがある?
473 :
名無しさん@九周年:2008/09/16(火) 23:58:54 ID:Sit9lhaI0
「蜘蛛の糸」→一本の葱(「カラマーゾフ兄弟」)
「人間失格」→「地下室人の手記」w
あと、相対性理論の元ネタ→「カラマーゾフ兄弟」
474 :
名無しさん@九周年:2008/09/17(水) 00:03:05 ID:itSKQ63C0
フランス文学のほうが好きだな。
475 :
名無しさん@九周年:2008/09/17(水) 00:06:20 ID:9pAeiaG20
476 :
名無しさん@九周年:2008/09/17(水) 00:08:13 ID:bATtWFpPO
>>470 プラトンじゃなくてアリストテレスだろカス
>>467 本屋で目次だけ確認してきたが
上巻は大審問官まで
下巻は第10篇 少年の群 コーリャ・クラソートキン(米川訳の表記)から
親父がいつの間にか殺されて
長老がいつの間にか死んでて
アリョーシャがいつの間にか僧院から出てて
ミーチャがいつの間にか被告人になっている
という感じか
478 :
名無しさん@九周年:2008/09/17(水) 00:30:17 ID:ukEY41nv0
漫画で読んだけど、イワンのスタンドみたいなシカ風の悪魔、原作でも出てくる?
479 :
名無しさん@九周年:2008/09/17(水) 00:49:47 ID:0oBzvOhzO
工房のころ、背伸びして白夜と地下室の手記、トルストイの人生論を読んだけど
さっぱり面白さがわかんなかった。
おれみたいなやつ、多いんじゃない?
>>332 お前のせいでドア開かなかったじゃねぇか。
>>286 学食でそういう本積み上げていつも本読んでる先輩がいたな。
殺人事件起こしたけど。
482 :
名無しさん@九周年:2008/09/17(水) 09:05:24 ID:YAdsYXvo0
江川卓さんの『謎解き『罪と罰』』みたいな解説本を読むと、本がもっと楽しめます。
483 :
名無しさん@九周年:2008/09/17(水) 09:44:09 ID:F0F6j6EO0
悪霊を読んで思ったこと、エロゲーみたい。
484 :
名無しさん@九周年:2008/09/17(水) 09:45:42 ID:lBPh+CCe0
ロシア文学って、面白いけど暗いよね。唯一、ドストエフスキーだけが、この暗さに取り組んでいるか。
わたし、あっちの人にてんかん発作が多いのって、やっぱり宇宙人関連だと思うんだ!
>>286 史記と論語くらい読んどけ、できることなら白川静「孔子伝」も。
>>104 理系の人間は文系に進んだ奴より本読むだろ
文学は人間としての嗜み、なんて考えてる奴が一番はずかしい。
ただの趣味だっつーの。
488 :
名無しさん@九周年:2008/09/17(水) 13:46:14 ID:RDmbAGTa0
>>485 いいねー。
白川静のはいいねー。
それに「孫子」を足してもいいかな?
中国の古典の方が西洋のよりずっと好きだなあ。
490 :
名無しさん@九周年:2008/09/17(水) 14:08:23 ID:iVy80GLTO
みんなバカのくせに難しそうな本読んでるね。
491 :
名無しさん@九周年:2008/09/17(水) 14:53:22 ID:49PZgR/NO
この小説は、年寄りが世間をくさして説教して、
一人密かに悦ぶ臭い話だな
その粘着性が文学レベルなのは間違いない
>>490 ハリーポッターの方が難しかった
あと不思議の国のアリスはいつ読んでもポカーンとなる
あれは小学生の頃から苦手だが、今度こそと思って挑戦したくなる何かがあるのかw
494 :
名無しさん@九周年:2008/09/18(木) 00:47:11 ID:lR7udIcZ0
俺は、初心者wだが、
『罪と罰』を殺人者としての俺にして、
再び追体験させてくれた稀有の書と見做す。
また、『悪霊』を通じて、或る思想サークルでの自分の活動を
懐かしく顧みる。
このリアリティで人間の悪と善を描こうとする
ドストエフスキーは創造者として尊敬に値する。
(俺がこの世で人を尊敬などすることは、滅多にないwのだが)
495 :
名無しさん@九周年:2008/09/18(木) 02:05:14 ID:lJbjvu4i0
名前が妙に長くて発音しにくいから、頭がコンガラがってくる。
中途で誰が誰やらわからなくなる。
その点、『地下室の手記』はいいな。
昔、帯封に『元祖 引きこもり小説』って書いてあって笑ったわ。
チェーホフはドストエフスキーとトルストイの狭間の作家だったから
短編ばかりって話を聞いたけど本当なのかな。
『六号病室』なんて面白かったけど。
496 :
名無しさん@九周年:
'., ヽ. 、- '''` ミソ,.
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