【事故米】太田農水相が会見「焼酎は製造過程で無害化されることも」「ギョーザ中毒事件と比べれば60万分の1の量」

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565名無しさん@九周年
「最強の発がん性物質」「100%発癌」という煽りは意味がない。
害の強さは量にも依存する。有害米に含まれていたアフラトキシンB1の量から判断するべき。
よしんば肝臓癌を引き起こすほどのアフラトキシンB1が含まれている有害米が西日本に大量に出回ったと仮定して、肝臓癌
を引き起こして死亡に至るまでタイムラグがある。

また、肝臓癌による死亡数の増加を起こすとしても、1995年で見られるような不自然な断絶はとらない。
一斉に肝臓癌を発症したとしても経過はまちまちである。C型肝炎ウイルス感染の分布や死因統計分類のルール変更を知ら
なくても、冷静に考えれば、事故米と肝臓癌の増加は無関係であることが推測できる。
そもそも年齢調整を行えば、肝臓癌の罹患率は増えていないし、死亡率はむしろ1995年ごろをピークに減っている。

このページ見ていないのがバレバレだな。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080909
肝臓癌の死亡数が1995年で不自然に上昇している理由についてはもっと単純で、死因統計分類のルールが変わったことによる。
厚生労働省のページには、「人口動態統計では、WHOの勧告を受けて平成7年1月から第10回修正国際疾病、傷害および死因統計分類
(第10回修正死因統計分類:ICD−10)を適用することとなった」とある。
平成7年は西暦1995年である。
「ICD−10とICD−9の主な変更点」として、悪性新生物(癌)は「感染症、肺炎、肝硬変との組合せで悪性新生物が原死因となる事例の増
加」とある。
要するに1994年までは肝硬変として分類されていた死亡の一部が、1995年からは肝臓癌として分類されるようになった結果、見かけ上肝臓
癌による死亡が増えただけ。

たいていの場合、肝臓癌は肝硬変を伴なう。