英国で行方不明となっていた飼いネコが、9年ぶりに発見され飼い主の元に戻った。
英王立動物虐待防止協会(RSPCA)が10日、明らかにした。
15歳の雌ネコ「ディクシー」は、1999年に行方不明となり、飼い主は車に引かれ死んだと思っていた。
ディクシーは、やせてみすぼらしいネコが数カ月にわたりいると地元住民がRSPCAに通報したのをきっかけに、
バーミンガムのかつての家から半マイル(約800メートル)以内の場所で発見された。RSPCAの担当者が
ディクシーのマイクロチップから「本人」であることを確認し、30分もしないうちに飼い主の元に返された。
飼い主は、ディクシーの性格や習性、しぐさなど以前と全く変わっていないと話した。
RSPCAでは、今回の件がペットのマイクロチップ装着の促進につながればと期待している。
2008年 09月 11日 10:36 JST
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-33698120080911