★自民総裁選5人の争いに 山本一氏が出馬断念
・自民党総裁選は八日午後、小池百合子元防衛相(56)、与謝野馨経済財政担当相(70)が
党本部でそれぞれ記者会見し、党総裁選への立候補を正式表明した。一方、出馬の可能性を
模索していた山本一太前外務副大臣(50)は同日夜、出馬を断念する考えを示した。
また、棚橋泰文元科学技術担当相(45)も推薦人二十人の確保が困難な情勢で、総裁選は
小池、与謝野両氏に麻生太郎幹事長(67)、石破茂前防衛相(51)、石原伸晃元政調会長
(51)を加えた五氏による選挙戦となる見通しとなった。
小池氏は会見で、争点の経済政策に関し、基礎的財政収支(プライマリーバランス)の
二〇一一年度黒字化目標を「堅持すべきだ」と強調。黒字化先送りを選択肢とする麻生氏との
違いを鮮明にした。党総裁選に女性候補が出馬するのは今回が初めてで、「女性の目線に
立った政策を実行したい」と意欲を示した。
与謝野氏は「自民党は結党以来の危機に立っている」と強調。総裁選では消費税を含めた
税制改革論議を深めるべきだとの考えを示した上で、「市場原理主義に傾いた改革、勝ち組、
負け組に象徴される状況をつくってはいけない」と小泉構造改革路線の修正も唱えた。
一方、森喜朗元首相は同日の町村派総会で「自分は麻生さんをやる」と述べ、麻生氏支持を
明言。ただ同派所属議員に「それぞれの候補を応援するのはいい」と麻生氏以外の支援も
容認、党内最大派閥は事実上、自主投票が決まった。麻生氏はこの日、各派閥事務所を回り、
支持拡大の動きを本格化。石原氏は九日の出馬表明に向け公約づくりを急いだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008090902000134.html ※前:
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