★<大分教員採用汚職>不正の代償、涙の別れ 採用取り消し処分開始
・大分県の08年度教員採用試験にからむ不正合格者の採用取り消し処分・退職の辞令交付が
8日午前、所属校や県内各地の教育事務所で始まった。教員の身分は同日いっぱいあるが、
既に学校を去った教員も。男性教員が教壇を去った県南部の小学校ではこの日、全校集会
などが開かれ、校長らが児童へ説明した。涙を流しながら校長の話を聞く児童の姿もあった。
取り消し対象となった男女2人の教員が退職願を出し学校を離れた県南部の小学校では、
1時間目に男性教員が担任をしていた児童に対し校長が説明。この後、全校集会でも
全校児童に話した。
校長によると、男性教員の学級のホームルームで「先生は迷いに迷って辞めることを選んだ」
と話すと、約30人の児童は身じろぎもせず、話を聞いていたという。涙を流す女児もいた。
また、教員から児童にあてたメール(A4判2枚)を紹介。この教員は教職をいったん離れ
再受験する予定で、メールには「別れがつらい。2学期以降も校内の祭りなどいろんな行事を
一緒にしたかった。合格して(児童が卒業するまでに)会いに来る」と書いてあった。
また、児童一人一人にあてたメッセージも書いていた。
また、同日着任した女性の臨時講師は「仲良く頑張ろうね」とあいさつした。校長は「とにかく
一時間一時間、全力で子どもたちと接していくしかない」と話した。女性教員は教員採用
汚職事件が発覚する前から長期病欠で、新しい担任は今月1日から赴任しているという。
この小学校では「突然、先生がいなくなってショックを受ける児童もいる」として、県教委に
スクールカウンセラーの派遣を要請。カウンセラーが児童の様子を観察した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000014-maiall-soci ※前:
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1220870664/