★「健康被害考えにくい」 カビ毒 メタミドホス 加工過程で毒性薄まる 研究者、農水省が指摘
三笠フーズがカビ毒アフラトキシンや殺虫剤メタミドホスに汚染された事故米を食用に転売していた問題で、
食品研究者や農林水産省は「加工の過程で毒性は薄まっており、健康への影響は考えにくい」との見解を示している。
鹿児島、熊本両県の焼酎メーカーに転売されたベトナム産米から検出されたアフラトキシンは、
世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関の発がん性物質リストにも取り上げられている猛毒。
農水省は「業者はコメのカビを取り除き、表面を削って出荷したため、問題はない」とする。
ただ、農水省が三笠フーズの出荷方法を確認したわけではない。カビ米が焼酎製造に
使われた恐れは捨てきれない。鹿児島県工業技術センター食品工業部の瀬戸口真治研究専門員は
「(使われたとしても)焼酎は長い時間と多くの工程をかけ製造されるため、有害物質の濃度は相当薄まっている」
との見方を示す。
瀬戸口研究員によると、人気の芋焼酎は洗って蒸したコメに麹(こうじ)を加えて米麹を造り、
発酵させながら芋を投入。できたもろみを蒸留、熟成して製造する。
「コメは最初の麹造りでしか使わず、さらに気化した成分を冷却して液体に戻す蒸留の工程で、
菌や有害物質はほとんど揮発するのではないか」
(
>>2以降に続く)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/45990?c=110 =2008/09/07付 西日本新聞朝刊=
※関連スレ
【社会】 "メタミドホスやカビ毒入り" 汚染米食用転売、三笠フーズ社長が指示認める…二重帳簿偽装工作も指示★2
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1220705828/