【社会】 「オレがやれば必ず勝てるんだ」パチンコに給料をつぎ込み→消費者金融→やみ金 ギャンブル依存症は病気 一人で悩まないで

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1かしわ餅φ ★
茶の間のテレビにパチンコのCMが流れると、急におびえてチャンネルを変えたり
消したりする。全国で急増している「ギャンブル依存症(強迫的賭博)」の人たちだ。
病気なのに、社会の理解が進んでいないために不幸が重なる。実態を見た。(加藤勝利)

 ■繰り返した借金・うそ 《心身疲れ果て家族も巻き添え》

 ギャンブル依存の回復をめざす自助グループ、GA(ギャンブラーズ・アノニマス)に
3年前から通う男性(54)は「生きていられてよかった」と、この30年を振り返る。

 車の販売やホテルのフロント係など職を転々とした。23歳で結婚して2児をもうけたが、
6年後に離婚。「家庭を満足に持てなかったダメな男」という罪悪感や寂しさを酒で紛らわせ、
飲み代を稼ぐためパチンコにのめり込んだ。

 500円の元手で6万円勝ったことがある。当たれば「オレがやれば必ず勝てるんだ」と
万能感がみなぎる。球のぎっしり詰まった箱を店内に積み上げると、優越感が頭の中を
支配し、現実を忘れさせてくれた。

 給料を使い果たしても、消費者金融が簡単に貸してくれた。家族に内緒でトイチ(利息が
10日で1割)のヤミ金融にも手を出した。返済に追われるようになるのに時間はかからな
かった。「だまされて保証人になった」「給料袋を落とした」と、次々にうそをついては家族に
尻ぬぐいをしてもらった。会社の金にも手を出した。一発逆転を狙い、返済の一部を
パチンコにつぎ込んでは、また借金を増やした。

 05年、息子に借金を申し込んでぶん殴られた。家族会議は修羅場となったが、
「周囲がなぜ怒っているのかすらわからなかった」。疲れ果て、感情さえもすり切れていた。

 ヤミ金の取り立てから逃れようと、死に場所を探して車上生活を4カ月間続けた。
家族に助け出されて入院。借金は自己破産して整理した。つぎ込んだ給料や借金の
総額は7千万円を超えていた。

http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000200809050001
2かしわ餅φ ★:2008/09/06(土) 12:20:33 ID:???0
 今は生活保護などで月10万円ちょっとの一人暮らし。夜の街には絶対に出ない。
パチンコ店が視界に入れば別の道を通る。GAの夜間ミーティングにだけは欠かさず
出席し、自分を見つめ直す日々を続けている。「GAの仲間とつながっていると、
自分一人ではないと安らげる」

 ギャンブル依存症では、家族も巻き込まれて病む例が多い。「育て方が悪かった」と
自分を責め、「家庭を壊したくない」と夫の借金を肩代わりする。家族だからと、本人の
トラブルを自らの問題と思い込み、自分を見失う「共依存」の状態に陥るのだ。

 県内の70代女性は、息子がパチンコやスロットマシンで作った計2千万円近い借金を、
家を担保に入れてまで尻ぬぐいした。「立ち直ってほしかったし、世間体もある」。
病気だとは知らず、親子心中の言葉が頭をよぎった。「苦しくても本人が自分で責任を
取らないと、息子のためにならないとは、当時は思いもしなかった」と話した。
(中略)

 ギャンブル依存症は「強迫性障害」の一種で、「強迫的ギャンブル(賭博)」との病名で
呼ばれる。

 国内に150万〜200万人いると推測されているが、なぜこの病気が起きるのかはまだ
解明されていない。周囲にも深刻な影響を及ぼす重い病気なのに、精神医療や行政から
も軽く見られている。

 主な症状は、やり出したら止まらないコントロール不全と強迫行為(過度のこだわり)。
いったん勝つと快感を覚え、ギャンブルへのこだわりや執着が増し、ブレーキが利かない
状態を脳内につくってしまう。

 資金繰りのためのうそと、多額の借金を背負い込む。家族が借金を肩代わりするたび
病状は悪くなる。家族や友人の信頼、社会的な地位など、すべての関係性を損なう。
3名無しさん@九周年:2008/09/06(土) 12:20:54 ID:U0Q2jE9p0
バカチョンw
4名無しさん@九周年:2008/09/06(土) 12:21:05 ID:dv00njxu0
おれはやれば勝てる子 → 消費者金融 → やみ金
5かしわ餅φ ★:2008/09/06(土) 12:21:14 ID:???0
 だれでもかかる可能性はある。最もなりやすいのは、几帳面で生真面目、対人関係で
気配りがあり、戦後の日本が復興を成し遂げる模範になってきた「執着性気質」の人たちだ。
リストラなどで行き場をなくし、ゆとりを失う。ストレスを抱え込んで心が悲鳴を上げるうつ病に
なりたくない人が、無意識に依存症に向かうのではないか。

 この病気は意志の力や自覚だけでは決して治らない。有効な薬物もない現状で、最も
効果のある治療法は、専門の病院の治療プログラムと週数回の自助・相互援助グループへの
参加だ。

 私たちの病院でもストレスケア病棟を備え、本人や家族らを対象にした夜間学習会を
開いている。「病気だ」と認めず、自分が見えなくなっている人に、同じ病気の人たちと体験を
語り合ってもらうことで回復につなげている
(中略)

ギャンブル依存症の行き着く先は「自殺か、刑務所」という言葉を何度も聞いた。「やめるのは
簡単だが、やめ続けるのが地獄」とも。

 きらびやかな店舗や消費者金融の誘惑はどこにもある。趣味との線引きが外見からは
わかりにくい。表面化した頃には身も心もぼろぼろ。家族らの尻ぬぐいで悪化する。
あなたも周りの人たちも、もしやと思ったら相談・医療機関に駆け込んで。意志が弱いの
ではない。重病にかかっているかもしれないのだから。
6名無しさん@九周年:2008/09/06(土) 12:21:41 ID:xvQBNYdW0
まさにアヘン戦争の構図そのものなんだよ。
韓国や北朝鮮ではパチンコ事業の展開など認めてもらえないわけで。
7名無しさん@九周年:2008/09/06(土) 12:22:08 ID:5F7oEz/qO
俺がやれば必ず2ゲット
8名無しさん@九周年:2008/09/06(土) 12:22:35 ID:eGUW/tY90
これ以上病気の人を増やさないためにもパチンコ禁止にしようぜ
9名無しさん@九周年:2008/09/06(土) 12:22:51 ID:pI5JBq8X0
病気なら病原を断たなきゃなあ
10名無しさん@九周年:2008/09/06(土) 12:23:00 ID:rHf7GYD30
韓国に帰ってもらえ。