人事担当理事が虚偽説明=懲戒職員の再雇用問題で−NHK
カラ出張や経費水増し請求などで懲戒処分を受けた職員が関連団体などに再雇用されていた問題で、
NHKの関根均理事(人事担当)が経営委員会に対し、実際には再雇用の事例を把握していたにもかかわらず、
「知らない」と虚偽の説明をしていたことが分かった。経営委が9日、明らかにした。
経営委によると、8月19日の同委で古森重隆委員長の「再雇用について知らなかったのか」との質問に対し、
関根理事は「はい」と回答。その後、人事当局が再雇用事例を把握していたとの情報を得た。
この日の経営委で追及したところ、同理事は「質問の意味を取り違えていた」などと弁明したという。
経営委では回答の矛盾を監査委員会で改めてチェックすべきだとの意見が出た。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000177-jij-soci