アイシェアは4日、同社のサービス会員をパネラーとする
「割賦購入に関する意識調査」のリサーチ結果を発表した。
2008年8月25日〜26日の2日間に行われた調査で、有効回答数は
417名(男女比:男性:50.6% 女性:49.4%、年代比:20代:17.5%
30代:48.4% 40代:26.1% その他:7.9%)。携帯キャリア比率は、
ドコモが34.5%、ソフトバンクが37.4%、auが28.3%、ウィルコムが10.1%、
イー・モバイルが3.1%。
同調査によれば、携帯電話を割賦購入したことがある人は全体の
34.8%で、残り65.2%は割賦購入の経験がなかった。携帯キャリア別に
見ると、割賦購入経験者は、割賦方式の導入がもっとも早かった
ソフトバンク利用者では60.3%にのぼったが、ドコモで30.6%、
ウィルコムで35.7%、auで14.4%と、必ずしも利用が進んでいるとは
いえない状況が明らかになった。
割賦方式自体についても、「とても購入しやすくなった」はわずか2.4%、
「購入しやすくなった」は7.0%で、肯定派は全体の1割未満。
過半数の62.1%が「どちらともいえない」と答え、「購入しづらくなった」が
14.9%、「とても購入しづらくなった」が13.7%と、否定派が肯定派を大きく上回る結果となった。
同調査では、「割賦購入のしやすさは、条件となる自分名義の預金口座や
クレジットカードの保有状況も影響している」との見方を示し、
その論拠として性別、世代別では、「購入しやすくなった」と答えた男性が
10%で、女性の3.9%より高めな点、また20代の肯定派が2.7%と非常に低かった点をあげている。
携帯電話の割賦購入についてどう思うかとの問いには、「抵抗がある」が
39.6%、「良いと思う」が16.3%、「どちらともいえない」が44.1%。
性別、世代別、携帯キャリア別を問わず「抵抗がある」が「良いと思う」を
大きく上回ったが、40代では「良いと思う」が22%と、他より高めだった。
また携帯キャリア別では、「良いと思う」比率がドコモで19.4%、auで
9.3%、ソフトバンクで16.7%と、わずかながら意識の差が伺えた。
*+*+ RBB Today 2008/09/04[19:41] +*+*
http://www.rbbtoday.com/news/20080904/54025.html