★熊本市元嘱託職員 5か月求刑
・熊本市の元嘱託職員の男が、熊本市の路上で、帰宅途中の女子生徒に声をかけて体を
触ったなどとして県の迷惑行為等防止条例違反などの罪に問われている裁判で、検察側は
「女性が抵抗できないことにつけこんだ悪質な犯行」として懲役5か月を求刑しました。
この裁判は、ことし5月、熊本市でゴミ収集などの業務を行っていた市の元嘱託職員の
宮山浩彦被告(31)が、熊本市内の歩道で自転車で帰宅途中だった高校3年の女子生徒の
前に立ちふさがり、体に触ったなどとして県の迷惑行為等防止条例違反などの罪に問われて
いるものです。
熊本地方裁判所で開かれた裁判で、検察側は「女性が激しく抵抗をできないことにつけこんだ
悪質な犯行で、被害者が受けた精神的な傷は軽視できない」として宮山被告に懲役5か月、
科料金9千円を求刑しました。
これに対し弁護側は、「体を触ったのは女性の寒さを紛らわすためにさすっただけ」などとして
無罪を主張しました。
判決は9月25日に言い渡されます。
http://www.nhk.or.jp/kumamoto/lnews/05.html