★児童ら5人ひき逃げ容疑 那珂川町の女を逮捕 酒気帯びでも立件へ
幼稚園児や小学生など5人を車ではね、軽傷を負わせて逃走したとして、福岡県警筑紫野署は30日、
自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、同県那珂川町松木、無職大串美智子容疑者(41)
を逮捕した。「何かにぶつかったような音は聞こえたが、よく覚えていない」と容疑を否認しているという。
筑紫野署によると、大串容疑者からは呼気1リットルあたり基準の3倍を超す0.5ミリグラムのアルコールを
検出した。道交法の酒気帯び運転容疑でも立件する方針。
調べでは、大串容疑者は29日午後4時半ごろ、自宅の駐車場から乗用車で町道に出たところで、道で遊んで
いた近所の小学1年の男子児童(7つ)の左足をひいて軽いけがを負わせ、そのまま逃走。さらにその2分後、
町道の端にいた幼稚園の女児2人=いずれも(4つ)=と小学2年の男子児童(8つ)、女性(33)の計4人の輪に
突っ込んで全員をはね、足の打撲やねんざなどのけがを負わせ、救護せずにそのまま逃げた疑い。
事故を目撃した近くの人が110番した。筑紫野署員が自宅に帰っていた大串容疑者を発見しアルコール検査を
したところ「家に帰ってから飲んだ」と酒気帯び運転も否認したという。
★西日本新聞:2008年8月30日 11:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/44519?c=210