サイコロステーキ国産と偽装��大阪府、業者に改善指示
外国産牛肉を使用したサイコロステーキを国産と偽装表示して販売したとして、
大阪府は28日、日本農林規格(JAS)法に基づき、大阪市浪速区の食肉加工販売
「ランコム・ジャパン」に改善を指示し、原因究明や再発防止を求めた。
府流通対策室によると、同社は3月、サイコロステーキを一般消費者向けに
カタログ販売する際、実際はオーストラリア産やニュージーランド産の牛肉を
使っているのに、商品の名称を「国産牛一口ステーキ」として原料原産地を
鹿児島や宮崎、北海道と表示。
1箱約700グラム入り、3000円の商品を5600個余り販売した。
7月に同社幹部が伝票を確認した際に気付き、自ら申告して偽装が発覚。
府の調査に同社幹部は「担当した元従業員2人が一存でやったようだ」と説明した。
2人は、この商品の販売期間が終了した直後の4月に退職していたという。
2008/08/28 18:57 � 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082801000701.html