【国際】グルジア:黒海で米露両艦隊が対峙へ…緊張高まる★2[8/24]

このエントリーをはてなブックマークに追加
404名無しさん@九周年
>>392
>まずは核兵器の軍事機密問題で、ロシアは自国の機密が盗まれるから、
>ウクライナの(核付き)NATO加盟は絶対反対と突っ張る。
>これは、軍人としてNATO側も理解できるから返還することで手を打つ。

おっしゃるとおり、正論のロジック。問題は、ウクライナにあるべき核弾頭が
100%残ってないことなんですね。ペレストロイカ直後のどさくさに
何本か売り払って紛失しているというのが国内でのまことしやかな話しでして。
で、核を返さないというのも、大統領の腹のようです。では、加盟は承認せず
という展開をEC側からもつきつけられた場合も当然考えられて、その場合、
配備された数百本のうち何本返せば良いのか?行方がわからないものを
どうすれば良いと言うのか?というグダグダを狙っている、のが現ウク大統領。


>これに関してはロシアも売らなければ商売にならないし、ビジネスを
>含めた駆け引きが行われるということだろう。

ロシアのEU全体への供給はロシア輸出量全体のたかだか20数%。輸出量が80%に落ちても、
原油価格が20%上がればどっこい。というより、既に2倍にも高騰している現状で十分儲かるわけで。

>結局単なる軍事問題だけでなく、NATO側にはEUという経済的、文化的に
>魅力のある大きな共同体組織がある。
>白人で一応キリスト教なら入れそうだから、該当する人々は入りたいと思う。
>ウクライナもNATOに入るというだけなら、東部やクリミヤの親露派は
>相当抵抗するだろうが、その後にEU加盟という飴があれば、遅れた
>ロシアにくっついているより、EUに入りたいと思うのが大半だろう。

欧州の台所と言われるほどの豊かな穀物・農作物資源の輸出国。ウクライナの経済発展のためには、
EUに加盟したほうが良い。が国民の世論調査では、ほぼ50-50%。グルジア問題をうまく利用し
EU拡大を図りたいのは、EUもウクライナもトルコも同じ。

ただ、この欧州の覇権争い、拡大主義って、結局、過去の負の遺産への第一歩の様な気がするわけです。