>>367 今回の件は表面的にはパイプライン問題がクローズアップされるが、
根底にあるのはウクライナのNATO加盟と国会の制海権争いというのは賛成。
>核は、ウクライナが絶対返さない
ただ、これの方は間違いなくロシアの核は撤去されると思う。
理由はいくつかあるが、まずは核兵器の軍事機密問題で、ロシアは
自国の機密が盗まれるから、ウクライナの(核付き)NATO加盟は
絶対反対と突っ張る。
これは、軍人としてNATO側も理解できるから返還することで手を打つ。
もう一つは、ロシアの核だとウクライナが発射ボタンを譲らない可能性があり、
NATO側としてもまだ信用できるかどうか分からないウクライナに核の
発射ボタンを持たせたままにすることは決してしない。
>供給している27%の石油をストップ
これに関してはロシアも売らなければ商売にならないし、ビジネスを
含めた駆け引きが行われるということだろう。
結局単なる軍事問題だけでなく、NATO側にはEUという経済的、文化的に
魅力のある大きな共同体組織がある。
白人で一応キリスト教なら入れそうだから、該当する人々は入りたいと思う。
ウクライナもNATOに入るというだけなら、東部やクリミヤの親露派は
相当抵抗するだろうが、その後にEU加盟という飴があれば、遅れた
ロシアにくっついているより、EUに入りたいと思うのが大半だろう。
ということで、ロシアは魅力がないから強気に出てもどんどん疎外されていく。
ただ、将来的にはロシア側もそれに気が付いて、「待てよ、俺たちも一応
キリスト教で白人じゃないか、EUに入った方が得なのでは?」と思いだす人が
増えてくると、プーチン政権後はロシアのNATO加盟やEU加盟の機運が出てくる
可能性すらあると思う。
そうなった時の情勢がどうなるかは全く分からないが。
なお
>>351で訂正。「グルジア側と結託して」は「ウクライナ側と結託して」。