大阪府と大阪市が1年ごとに事務局を交代している「大阪文化賞・大阪芸術賞等授賞実行委員会」
事業で不適正な会計が判明した問題で、府は22日、当時の担当課長ら3人を部長注意などの処分
とした、と発表した。私的流用はなかったという。
府によると、同事業の会計事務は府と市が1年交代で担当。担当課長らは、事業費で余った金を
会計上、使い切ったよう装い、市側の事務局長名義の“裏口座”に振り込んでいた。市側の担当者も
同様の行為をしていたという。
府側の裏口座を調べたところ、平成11年度には約400万円が振り込まれており、担当者は
授賞式の経費不足分の穴埋めなどに使っていた。18年度には、口座の残金約40万円を府と市に
半分ずつ戻したという。
▽産経関西
http://www.sankei-kansai.com/2008/08/23/20080823-001820.html