【政治】「引くも地獄、出るも地獄」民主代表選出馬で野田氏窮地に

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37名無しさん@九周年
小沢と党首選挙をやるとどうなるかの過去の一例。
なぜ民主党議員が選挙をやりたがらないのかを感じてもらえれると思う。


・第2代新進党党首選
党首選は、当初決めたルールに則って、千円払えば十八才以上の誰でもが投票権を得ることが
できるという仕組みで行われた。
羽田さんの戦い方は、実にフェアで人柄が表れたものだった。街角演説にしても、
「私がいいと思う人は、羽田孜と書いてください。小沢さんがいいと思う人は、小沢一郎と書いてく
ださい」と呼びかける。国民参加型の党首選を成功させようという意図も感じられて、羽田さんらしい
やり方だと思った。
しかし、選挙は甘いものではない。羽田さん陣営が企画し、動員した街頭演説会であったにもかか
わらず、あとで投票箱をのぞくと、羽田票と小沢票が半々ということもあった。
ある地元建設会社に十枚の投票用紙をもって、私は羽田さんへの投票のお願いに参じた。そこで、
言われたのは、すでに県外のあちらこちらから数百枚の小沢さんへの投票依頼が来ていると
いうことだった。勝負はついていた。
十二月二十七日、百十二万票対五十六万票で小沢さんが圧勝し、第二代新進党党首に選出
された。
しかし、選挙の方法、正当性をめぐって両陣営もいがみ合い、不信感を募らせた。開かれた
政党を目的に発想されたはずの「千円で誰でも投票できる選挙」が禍根を残す事になった。
というのは、千円と名簿を用意すれば本人でなくとも投票することができるではないか、同じ
筆跡がないか投票用紙をチェックしろ、という話になってしまったのだ。
結局、米沢驫イ事長が投票用紙を燃やしてしまえと号令をかけ、疑念は残り亀裂だけが
深まった。

※某議員の文章を引用。