・30日に「LABI1高崎」(群馬県高崎市)で行われるアイドル三好絵梨香の撮影会が話題になっている。
この撮影会は、キヤノンと、量販店ヤマダ電機が運営する「LABI1高崎」が共催するイベント。
だが、この撮影会には前代未聞の条件が付けられているのである。
この撮影会は16日〜27日の期間中に「LABI1高崎」でキヤノンのデジカメ2万円以上を購入した購入者を
対象に、30日当日の先着100人が参加できる。だが、イベント説明の注意書きに下記のような一文が
赤字で明記されているのだ。
「※撮影されたデータはお持ち帰り頂けません。予めご了承下さい。」
これに対しネット上では、アイドルファンを中心に「まったく意味がわからない」「シャッター切るだけかよ!」
「アイドルヲタからの搾取もここまできたか……」などなど、非難の声が渦巻いている。
たしかに、デジカメでの撮影会と称しながらデータを持ち帰れないとなると、何のためにイベントに
参加するのか、しかも2万円以上のカメラを購入して……このイベントについて、「LABI1高崎」に話を
聞いてみた。すると「データは確かに持ち帰れません」とのお答え。
さらに詳しく話を聞くと、「このイベントでは、こちらからメモリーカードをお貸しする形になります。それで
撮影をしていただいて、参加者様にはご自分で撮影された写真の中から一枚を選んでいただき、プリント
してお渡しすることになります」とのこと。つまり、データは持ち帰れないが、ベストショット1枚のプリントは
持ち帰ることができるのだそうだ。さらにこの写真をイベント主催者側が審査し、優秀作品はアート
ギャラリーへの展示や三好絵梨香の直筆サインなどの特典を検討しているという。
2万円以上のデジカメを買って、アイドルの写真を一枚持って帰れる撮影会。
これについてアイドル撮影会の常連だというカメラマンに話を聞くと、
「アイドルの撮影会では、何だかんだ言ってみんな際どいショットとか狙ってるわけだけど、どうせ
そういうのは現像してくれないんだろうし……」と、あまり納得のいかない様子。
どうやらファンにとっては“ひと安心”とはいかないようだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/3783943/