経済産業省は19日、米アップルの携帯音楽プレーヤー「iPodナノ」が充電中に
過熱し、壊れて作動しなくなったり火花が散ったりするなどの事故が17件あったと発表
した。このうち過熱した製品に触って2人が指に軽いやけどを負った。経産省はリチウム
電池のバッテリーに欠陥があるとみて分析を急ぐとともに、注意を呼びかけている。
経産省によると、事故を起こしたのは第一世代と呼ばれる初期のiPodナノのうち、
容量2ギガバイトと4ギガバイト。対象製品は2005年9月―06年9月に計約180万台が販売
されている。
東京都と神奈川県で08年1月から今月にかけ、充電中に製品内部から火花が散ったり、
敷いていた紙や畳が焦げたりして、経産省が重大事故と認定した事故が3件発生。
さらに05年9月―08年5月の間、過熱によりバッテリーが膨らんで製品が壊れる事故が12件と、
けが人の出た事故2件が9都府県であった。(ソースに問い合わせ先電話番号)
■ソース(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080819AT1G1901Y19082008.html