【社会】福井:大飯原発の配管に深さ15ミリ以上の”ヒビ” 国内初…関西電力「現時点で問題なし」
報道では、類例のない事態ということが書かれてません。
ヒビの場所が加圧水型原子炉の1次系配管と原子炉容器のつなぎ目であり、
「この部分はひびができやすいところ」であったが、10年に一度の検査ですまされていた。
本来ならば、2011年の検査箇所だったこと、
4月上旬の発見しながらも、これまで隠ぺいしていたこと、
放射線レベルが高く、ひとが近寄れないところであること、
というようなことが、毎日新聞の16日の朝刊から、読みとれます。
私の知識からすれば、肉厚74.6ミリの配管溶接はとても難しく、ひずみ補正も困難と思われます。
だから、「肉盛溶接」は新たなヒビ割れをもたらすにちがいありません。
そして、おそらく、他の加圧水型原子炉でも、ひびがこれから発見されていくでしょう。
このことは被ばく労働者の増大と危険性をしめしています。
そんなことを思いました。 (長文になり、ごめんなさい)