【北京五輪】 「殺!殺!」 オグシオへの報復応援…中国国旗・赤シャツ応援団もあちこちに★9

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523名無しさん@九周年
ここを覗いてる皆なら先刻ご承知と思うが、中国主審で主に海外で活躍
してきた李娜というテニスの選手が、今回中国代表でオリンピックに出場、
地元ファンの応援の煩さにキレて、観客席に向って英語で「Shut Up!」と
叫んだ、というのが現地で大変な議論を呼んでいる。
当初突出した意見は、「自国選手を精一杯応援している観衆を罵るとは
何事!」というものだったが、流石に良心的なブロガー達が李娜支持を次々
と表明していて、そこで数多く引用されているのが、バドミントンの「殺!」
問題。
丁寧に読んで行くと、どうやら男子ダブルス対インドネシア戦でも同様の
「殺」コールが有った様で、これで寧ろ中国男子はペースを乱され、インド
ネシアに敗退してしまった様だ。そりゃあスマッシュ=殺ばかり観客から
強要されれば、フェイントも重要な武器となるバドミントン選手はタマラン
罠。
ということで、良心的なブロガー連も、「殺」には極めて批判的。

関連記事を調べて行くと、テニスに於いてもスマッシュは「殺」と言うのが
基本(バドミントンと同様)、但し応援の積もりで「殺」などと叫ぶのはバドミ
ントンだけ(卓球同様、「開放改革」前から国際的に強い種目だから、悪癖
が定着してしまったのかも)、とうことの様だ。

何れ「殺」を「射」と言い繕うようなオヅラ及び産経の言い分は一顧だにす
る必要は無く、また、「殺」は一般的にガンバレの意、などという出鱈目も
厳しく断罪されねばならないし、応援の積もりでシャーシャー叫んだ観衆
達も、当然意識の底では殺=スマッシュの元の意味がコロす、であることは
十二分に意識していた筈で、現地では値段のたかーい高いチケットを買っ
て見に行ってる筈の観衆たちの「民度の低さ」は批判を免れないだろう。

一方、「わが国女子選手に対して観客が一致して殺意を表明」などという
言い草も不当なもので有る事は論を待たない、と考えるが。