URBAN、民事再生法を申請 負債総額2558億円
不動産会社のアーバンコーポレイションは13日、東京地方裁判所に民事再生手続きの開始を申し立てたと発表した。
同日付で受理され、保全処分命令と監督命令が下った。7月末時点の負債総額は2558億円。
同社は不動産の流動化事業を主体として手掛けているが、不動産市況の低迷により昨年末ごろから
不動産の売却が困難になったという。金融機関が不動産業界への新規融資に慎重になる中、資金繰りが悪化。
資本提携先を探したが見つからず、自主再建を断念した。
東京証券取引所は同日、URBAN株を9月14日付で上場廃止にすると発表した。
8月14日から9月13日までは整理銘柄に指定する。〔NQN〕
日本経済新聞 (17:34)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080813AT3L1305M13082008.html