【摩訶不思議】”この頃陸奥路に流行るもの、笹蒲鉾にミカサの字”仙台圏の中高生の間で流行る「Mikasa」のナイロン製バッグ 宮城

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何で?「Mikasa」 仙台で局地的流行

 バレーボール、バスケットボールなどの用品メーカー「ミカサ」(広島市)のナイロン製バッグが
仙台圏の中学、高校生の間で爆発的に流行中だ。カラフルで安く、通学のサブバッグとして
重宝がられている。日本中で売り出されているが、ブームになっているのは仙台圏だけ。
同社も「なぜ仙台だけではやっているのか分からない」と首をかしげている。

 バッグは縦42センチ、横37センチ、奥行き14センチ。薄手でエコバッグに似ている。
青や赤、ピンクなど9色あり、白抜きでミカサのロゴマークが入っている。1枚630円で、
ユニホームやボールの入れ物として1980年代後半に全国発売された。

 仙台圏では2006年ごろ、運動部の女子中高生にはやりだし、男子や運動部以外の生徒に
広まった。学校の指定かばんのサブバッグとして持ったり、2つ重ねて携えたりして用いている。

 仙台育英高1年阿部茂晃君(15)は「同級生が持っていたので買った。色がおしゃれで
使い勝手も良く、何枚も持っている」と言う。

 仙台市に本店のあるスポーツ用品店「ニューフレンド」によると、本店はことし1―7月、
920枚を販売した。盛岡、札幌、広島、福岡の4市にある他支店の同期間の売り上げは
105―10枚で、仙台の売れ行きが群を抜く。

 06、07年も、ほかの4支店の各1年間の販売が290―40枚にとどまるのに対し、
仙台本店は4400、2600枚ずつを売っている。

 本店営業部の荒井麻衣さん(20)は「本店の売り上げは他店と比べると段違いで、ここ数年
同じ状況が続いている」と話す。ほかの全国展開のスポーツ用品店でも同じ傾向がみられる。

 ミカサ本社営業所は「仙台はほかの都市と比べて、バレーボール、バスケットボールの部活動が
盛んだとも聞かないし、なぜ仙台で局地的に流行しているのかつかめていない」と不思議がっている。

8月11日10時53分配信 河北新報(最終更新:8月11日10時53分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080811-00000011-khk-l04