【論説】 「今こそ自衛隊を解散せよ。戦争しなければ戦力は不要。対話でいい国際関係を創れ」…弁護士・高野孝治

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1☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
・大きな気象変動が迫り、世界には九億人もの飢餓人口がいる。日本には生活保護水準に
 達しない勤労者が千百万人もおり、国は巨大な財政赤字を抱え、年金支払いすら困難な
 状態にある。
 そこで、今こそ自衛隊を解散し、災害救助隊を創るべきだと、わたしは考える。
 災害救助隊は、国内はもとより外国の災害にも対応する、平和的な専門部隊だ。建造物と
 環境を破壊し、人々を殺傷する爆弾・ミサイル・軍艦・戦闘機などを捨てて、食糧と医療、
 輸送などの災害救助に必要なものを完備し、災害に苦しんでいる人々を救助するのだ。

 そうすれば、どんなにか国内外の人々に喜ばれるか。日本人はいい人たちだ、日本は
 良い国だと、称賛され感謝されることだろう。日本と仲よくしたいという人々は増えても、
 日本を敵国とする人々は少なくなるだろう。本当の安全保障とは、そんなものでしょう。
 大切なことは、人々が平和な環境で安心して暮らせることだ。国民が平和に安心して暮らせる
 環境にある、これは成功した政治だ。国民が欠乏と不安、将来を見通せない環境にある、
 これは失敗した政治である。

 平和な環境を守るために国はどうしたらよいか。意見は大きく二つに分かれる。
 あるグループは、戦力を増強し、相手を威嚇あるいは攻撃することが必要と言う。
 アメリカのブッシュ戦略だ。ブッシュ大統領はテロとの戦いだといって大戦争を起こした。
 日本にも小泉元首相をはじめ、同調し応援した政治家、財界人、文化人は多い。
 それで、平和になったのか。テロの危険はなくなったのか。とんでもない。世界中にテロを
 誘発し、イラク・アフガニスタンはモーレツなテロの嵐に見舞われている。日本も参戦(自衛隊
 派遣)したから、以前よりはよっぽど危険になった。
 イラク戦争では、イラク人に十五万人(六十五万人との報告もある)の死者、国外流出難民
 二百万人、国内難民百七十万人もの犠牲者を出した、と伝えられている。
 戦争はさらに国家の財政、ひいては国民の家計をも破壊する。
>>2-10につづく)
 http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/article.php?storyid=505386035