【社会】 「靴ひもの穴にスルリと入り込み…」 吸血ヒル、家の中まで入り込む例も…今年は３０都府県で被害報告

コウガイビルって、別名・公害ビルっていうんだっけ。
アメリカ南西部は開拓当初はウエスタンそのものの荒れ果てた荒野で、夏なんて暑くて仕事できる地帯じゃなかった。
が、エアコンが開発されてからは、コンクリート建てのビルが建ちまくって一律オフィス街に化した。
そこには開拓時代から存在していたヒルに似たいわゆるコウガイビルってのがうじゃうじゃいて
駆除しても土の中に卵を沢山産むもんだから駆除し切れなかった。
そのコウガイビルが主食とするのは石灰成分なもんだから、当時の稚拙な建築技術で建てられてた
コンクリートビルなんてのはコウガイビルの格好の食料になってしまった。
梅雨時なんて壁一面に、まるで植物のツタが這ってるような量のヒルが張り付いて壁を食べ
中にはひび割れ、ビルの片方の壁だけが薄くなって重心が悪くなり傾いてしまうビルも続出した。
そこでアメリカ政府が緊急事態宣言を出して即興で作り上げた対策が
ヘリコプターで降雨剤と殺虫剤を混ぜたものを空から散布し、降らせた雨でヒルを殺した。
今世界中の水不足の地域で使われている人工降雨技術の恩恵は人を困らせていたヒルによるものだと忘れないで欲しい。