【変態報道】毎日社員「騒動の背後に読売新聞がいる」、顔の見えない敵に新聞は為す術なく見える相手を探した結果か…雑誌・諸君★7

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17春デブリφ ★
(>>9の続き)
これは非対称戦争である。
ありとあらゆる階層、組織の個人が寄り集まって作り上げているインターネットという集合体は、いったん刃をひとつの方向性に集約させると、
大きなマスメディア組織でさえもひっくり返す可能性を秘めている。そしてこの刃を向けられた側は、いったい誰と戦えばいいのかわからない。
相手が多数過ぎて、その顔が見えてこないのだ。かりに毎日を誹謗中傷している書き込み者のひとりを名誉毀損で告発しても他の者の攻撃は
それで収まるわけではない。いいや、それどころかかえって炎はさらに広がる可能性がある。
相手はアメーバのような不定形の組織なのだ。これが非対称戦争の恐ろしさである。

(中略)

先の毎日新聞の社員はこうも話している、「社内では、この騒動の背後には読売新聞がいるという見方をしている人が少なくない。
読売が仕掛けて毎日つぶしに動いているのだと思われている」
今回の件を読売や日経が「漁夫の利」と見ている可能性はなきにしもあらずだが、しかしネットの抗議運動を
いくらマスメディアといえども一企業が仕掛けられるはずもない。その意味で毎日社内のこの見方は
あまりにも謀略史観に過ぎると言えるし、ネットの本質を見誤っていると言わざるを得ない。
いや、実はそうではなく−ネットというアメーバ型の敵と相まみえてどう反応していいのか判断できず、思考停止に追いやられた結果、
なんとか顔の見える相手を探そうと無意識に考えた結果が、「敵は読売だ」という結論だったのかもしれない。
(続く)