【社会】小学校校長、昨年9月に学童保育運営費34万円を流用 校長室のエアコンを買い替え 「暑くて」…大阪

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小学校長が学童保育費流用、「暑くて」エアコン買い替え

 大阪府東大阪市立加納小学校の立浪寛治校長(59)が昨年9月、放課後に児童を預かる
学童保育の運営費34万円を流用し、校長室のエアコンを買い替えていたことがわかった。

 校長は読売新聞の取材に、「エアコンが故障してしまい、暑くて一刻も早く
使えるようにしたかった」と流用を認めている。運営費を助成している市教委は
「目的外使用の疑いが強い」として調査を始めており、助成金の返還を求めることも
検討するとしている。

 この学童保育は、地元自治会やPTAなどでつくる委員会が同小で運営している
「留守家庭児童育成クラブ」。市の助成金と会員児童1人あたり月5000円の
負担金で運営され、ボランティア指導員らが勉強や遊びを教えている。立浪校長も
運営委員の一人で、教頭とともに、職員室内の金庫で運営費が入金された通帳を
保管していた。

 流用は、新しく就任した今年度の運営委員が、クラブの収支決算書などを点検して発覚。
昨年9月10日付の電器店の領収書が見つかり、クラブの「施設管理費」として、校長室の
エアコン買い替え代金が計上されていることが判明した。

 市教委は今年6月に運営委員会から報告を受け、会計処理の実態調査を始めており、
立浪校長は市教委に対しても、流用を認めているという。
(>>2-10に続く)

(2008年7月28日14時44分��読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080728-OYT1T00424.htm